国境はなかなか騒がしいようですね。 この間は北方領土、今回は尖閣、竹島と歴代政府の謝罪外交のつけが廻ってきたのに、今回も、怒っているのか、残念がっているのか、外国人には全く意味不明な言動を政府はしていますね。 ろくに取り調べもせず、も―強制送還ですか。 日本の政府当局及びマスコミは、外国の犯罪者には本当に寛大ですね。 痴漢容疑でも留置所に何日もぶち込んでおくくせに。 あまりにあほらしくてコメントする気にもなりませんが、興味のある方は、当ブログで6月8日から10日まで書いた『自虐史観から決別する方法』と拙著『武士道だけではまた負ける』をお読みいただければ嬉しいです。
さて、今日の昼、友人から昨日のブログについて、素晴らしく鋭い質問メールが来た。 『日本の国家権力が諸外国に比べて非常に穏当なこと。そして、残虐な諸外国の国家権力に対する性悪説が、権力の分立、相互抑止制度を生み出したことは分かった。しかし、それでは、欧米よりはるかに残虐野蛮と思われる中国で権力分立が起きなかったのはどういうことか』。 イヤー本当に鋭い質問です。
中国で権力分立、民主主義が誕生しなかった最大の理由は、封建制度が歴史上存在しなかったからである。 ヨーロッパも日本も、当初の歴史は中国と同じく王政から始まるが、中世には封建制に移行し、これが近代民主主義の母体になった。 一方、中国では歴史上何度も革命を繰り返すが、新しい支配体制は常に皇帝による中央集権支配であり、地方領主が地方を支配する分権的制度(つまり封建制)はただの一度も生まれなかった。
なぜ、日本とヨーロッパだけで封建制が誕生したのか。 続きは明日にします。
今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。
それができないんでしょうね。大中国、中華思想ですからね。このブログでお勉強していきます。