永崎士道の建設業徒然なるままに、時々国防とグルメも

主に建設業の話題を書きたい。
私自身建設会社の社長だったので、
業者贔屓の発言も大目に見てください。

もう一度だけ山は来る(その2)!

2013-06-18 | 超入門経済学

山が来るには、安倍長期政権が絶対条件である。

麻生太郎副総理が講演の中で、国の借金について、『 日本は自国通貨で国債を発行している。(お札=日銀券を)刷って返せばいい。簡単だろ 』と述べ、聴衆を驚かせたようだ『http://news.livedoor.com/article/detail/7775504/』。 『 やりすぎは金利の上昇を招く 』と締めくくったようだが、現閣僚が国債の直接償却に言及するようになった。

麻生さんの気持ちもよくわかる。 選挙まで日経平均が一万二千円台をウロウロしているようだと、ねじれ国会を解消できない。 そうなると、石破総裁の話が出てくるだろうが、反リフレ派の彼が総理になれば、一万円割れ、デフレ回帰は確実である。

反安倍派は、『アベノミクスの化けの皮がはげた』と大はしゃぎだが、そもそも、変動相場制、金融自由化では、固定相場制より効き目が少なくて当たり前なのだ。 拙著にも書いたが、変動相場制下での景気刺激策は、窓を開けて暖房しているようなものだ。 さらに、金融自由化は壁も取っ払っている。 

  談合革命と日本維新―今、国土が壊れている。新談合を合法化しよう!
元就出版社

 

株価(そして景気)を回復させるには、『直接償却(融通国債)しかないだろ。』。 

 

本当に国家破たん直前であれば、株、通貨、国債の三つが暴落するトリプル安になる。 しかし今回は、株価急落と同時に円高に戻った。 むしろ、円及び日本が、高い信任を受けている証拠と考えるべきなのだ。 やりすぎはだめだが、直接償却=即破たんのような話は、極論にすぎない。

今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。

 

 

 

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