『 脱・円高デフレ 』で世界中のお金の流れが変わった。 いろいろ後付の解釈がされているが、これが答えである(私は前付でした『リフレ、債務者(社)への死刑宣告(その1)!』)。
『 円安で輸出産業が儲かり、株価が上昇する 』。 一般的によく言われるが、実はもっと重要なことを忘れている。
『 円安は日本の株価を相対的に安くする 』。
海外からの観光客が増加するのと、同じ理屈である。 外国人から見ると、円安は日経株価を安くする ⇒ 海外の投資家が積極的に買う ⇒ 株価が上昇する。
次に、日本の投資家にとって、日本国債と株式のどちらが儲かるか、という選択の問題になる。
株価が全く上昇しないデフレ時代は、国債が儲かった。 国内の投資家のほとんどが購入し、金利が下がった。 しかし、株価が急上昇すると、国債の魅力はなくなった。 購入を止め(減らし)、株を買うようになった。 そして、金利が上がった。
詳しくは 『 融通手形ならぬ融通国債の怪(その1) 』、『 融通手形ならぬ融通国債の怪(その2) 』を参照してください。
オバマ大統領に直談判して、参院選が終わるまでFRBの量的緩和をガンガン続けるよう頼み込む方法もあるが、反日親中の民主党だからな。 『 代わりに尖閣を中国に譲れ 』と言わないとも限らん。 やはり、国債の直接償却しかないか。
今日も読了ありがとうございました。
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