永崎士道の建設業徒然なるままに、時々国防とグルメも

主に建設業の話題を書きたい。
私自身建設会社の社長だったので、
業者贔屓の発言も大目に見てください。

日本の現行政府当局こそ、いじめっ子の典型だ(その24)!

2012-08-22 | 国防

(その23)のコメント『洗剤派 (みどりんご)』への回答。

徴兵制は私も必要だと思います。 ただし、インテリ、エリートほど亡国左翼思想に染まっている日本では、方法論を間違えると逆効果になります。 

戦後、日本のインテリ、エリーたちを反日自虐思想に染め上げるのに大活躍したのが、故・丸山真男東大教授です。 彼は、1944年30歳、東京帝国大学法学部助教授の時に、陸軍二等兵として徴集されます。 大卒は希望すれば幹部候補生になる道もあったのですが、『自分の自由意思で入隊したのではない』という理由で、希望しませんでした。 しかし、小中卒の上官たちに徹底的にいじめられました。 彼が軍隊憎悪の感情を持ったことは想像に難くありません。 

しかし、欧米のエリートは違います。 戦争がはじまると、学生たちは自由意思で入隊します。 国防こそがエリートの責任だからです。 真珠湾攻撃を知った学生たちが軍に殺到、ハーバードのキャンパスが空っぽになってしまった話は有名です。 イギリス皇太子は今でも必ず従軍します。 日本のエリートが武士道を実践したのは明治まででしたが、欧米の騎士道は健在です。  

学歴差別と言われるかもしれませんが、学の無い奴ほど高学歴者より優位な立場に立つと、めちゃくちゃな威張り方をします。 役所に営業に行った時、ある係長が私の名刺の上に水虫薬を塗った素足をのせたことがあります。 何回かぶっ〇〇してやろうかと思いましたが、彼は超ど田舎の四流高校卒業でした。 噂によると、ローマ字で自分の名前を書ければ英語は合格点を貰える学校だそうです。

戦後、丸山教授の講義でもっとも有名なものが、『ドイツは戦争責任を真摯に謝罪したからヨーロッパ諸国から赦されたが、日本はうやむやにしたから赦されなかった』というものです。 しかし、嘘、出鱈目でした。 

戦後のドイツは、ヒトラーとナチス党幹部に、戦争責任を転嫁しただけです。 ヒトラーはどこの馬の骨ともわからない成り上がり者でしたし、カギ十字国旗はナチスオリジナルでしたから、切り捨てるのにだれも異を唱えなかったからです。 ちなみに、ドイツの伝統的国旗は、現在の黒赤黄色の三色旗です。 しかし、日本の場合、天皇家は世界で最も古い伝統のある王家です。 日の丸も明治建国以来の伝統がありました。 ドイツの真似を出来るはずがありません。 

トニー・ジャット氏の『ヨーロッパ戦後史』を読めば、ほとんどのドイツ国民が反省などしていないことがわかります。 さらに、ほかのヨーロッパ諸国も、戦争慣れしています。 戦争の勝敗と道徳的善悪が、何の関係もないことを理解しています。 ドイツ国民の本音を十分承知しながら、形式的謝罪だけでよしとしたのです。

今日も回答が長くなってしまいました。 申し訳ありません。

読了ありがとうございました。 おやすみなさい。


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