10/1の新聞の見出し 焼け跡に20年後の宿題 杉並「トトロの家」
阿佐ヶ谷北5丁目 と言うのが気になって読んでみた
広い敷地の古い洋館が有って 「トトロの住む家」 と
近くの人に親しまれていた 豪華ではないが多くの草木に囲まれ
小さな森のようだったが 世話をしていた人も高齢になり引っ越したので
地元住民の保存運動もあって 区は隣接の土地も確保し 850㎡
公園として整備し 今年中には公開する予定 の矢先
その家が 2/14不審火で焼失した
区は以前からかかわりの有った
宮崎駿監督から提供されたデザイン案などを基に
来年度開園を目指し整備をする
何が言いたいの? かと言うと
公園というテーマ★の事で有る
4月 焼け跡に下見に来た監督は 2時間の滞在後
春の空を見上げ 「ここに 辛夷を1本植える 剪定はしないで大木にしよう・・20年だな」 と言った由
側にいた小学生から 「僕は29歳だ」 大きな声が上がった
「地域みんなで育てる」 辛夷はその象徴
公園と言うと 折角有った樹木を切ってしまったり すぐ遊具を置いたり 妙な花壇が出来たり
それより ごく自然に木立の中を散策する そして 疲れたらチョッと座るベンチでもあれば・・・
森の様になる木を なるべく沢山植えて欲しい
そう 監督は敢えて洋館を復元はせず その赤いレンガを使ったトイレ*を作る と言う
阿佐ヶ谷北4丁目★には子供が小さい頃 数年住んでいた
武蔵野の面影を残す大きな欅があったりした
20数年前その辺りを歩いた 来年開園したら又息子を誘って訪ねてみたい
20年後の辛夷は もう見ることは出来ない から
↑焼失前の洋館・イラストはwebから