は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

2月

2011-02-01 | 暮らし

あしたはあたたか*** なんて予備知識があると
気温以上のあたたかさを感じたりして おもしろい
たしかに 今日はムクムクを着なくっても大丈夫 だった
 縮こまっていた クリスマスローズ★が 頭をもたげて咲き出した

今年初めての鑑賞会は
   ‘林の中のナポリ民芸
 
楽しみにしていたのに 伊藤孝雄 日色ともえ お2人が病気休演となりガッカリだったけれど
かわらない樫山さんにも会えたし
それはそれで良かった かと
作:山田太一 セリフが独特すぐそれと解る

身内を全部なくし サッパリ整理をして それなりの施設に入る日に思い立って電車に乗った **高原 と言う駅の名前につられ降りた 
そしてナポリ*と言うペンションに
得体の知れない客としてやって来た・・・ 
伊沢かの子*樫山文枝
主題はこちらではないけれど この老女の ウソとも本当ともわからない話が面白い   舞踏会ではウイーンの貴公子と踊ったわ とか
そうそうタヒチではゴッホに会ったわ キャンバスを担いで麦藁帽子をかぶって 
青いシャツを着ていた・・・なんて
そして又 老い先短い身なのに そうだからこそ又あてのない旅に出る
夫も子供たちも何もかも捨てて 兎に角出て行ったノラのように

MEMO  作家・山田太一
 家族や会社 友人 恋愛 老いなど 慣れ親しんだ日常のテーマから生きることの切なさを感じた登場人物が それでも戸惑いながら 静かな勇気を持ってもう一度一生懸命生きようとする 等身大の人間の姿を描いた作品が多い