は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

「樫の木坂の四姉妹」

2012-10-24 | 暮らし

10月 演劇鑑賞会樫の木坂の四姉妹 俳優座 初演2010年

ホールに入ると 緞帳ではなく こんな幕が引かれていて 
大きな樫の木 始まるお話に思いを馳せる・・・
三女優 至芸なる魂の競演 すごいタイトルと思いながらも まさに大女優
俳優座代表の大塚道子は82歳 岩崎加根子ももう80歳 川口敦子79歳 
いずれも 夫々の持ち味で劇団を支えてきた看板女優  

お話は 長崎 姉妹は老境を迎えた被爆者である
心と体に残る深い傷が胸を打つ
パンフレットに
「生き残った事に 罪の意識を感じている被爆者は多い
苦しみは現在も続いているのです」 =大塚道子
「・・・被爆した不幸をはねのけようと 激しく生きる女性
・・・その根底にある戦争に反対し 原爆が二度と使われてはならない
と言う強い思いは 自分自身に重なります」=岩崎加根子 

今日夕刊に「全原発放射能拡散予測」が載り
TVでは その全部のシュミレーション?が 流されていた
震災の時にも感じたけれど 狭い国土にこんなにも沢山の原発が と驚くばかり

先日の天声人語に
「人類は戦争に終止符を打たねばならない さもなければ戦争が人類に終止符を打つ」
  過去 一触即発の危機の折の ケネディーの言葉 とか