寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

頭の整理と本の整理。

2006年11月06日 06時37分32秒 | 器からあふれ出て

買い取りの本を失敬してとらのこ専用の本箱を作った。




昨日(11/5)から母屋に溜まった本を書庫へと移動開始。
本来、入力の終えた順に移動すれば良いのだが、まるで埒があかない。
サイトをリニューアルしたいという定期的にやって来る憑き物も落ちたし
当分はまた分類整理と入力作業に明け暮れそうだ。

書庫に雨よけを取り付けた~こどもとコンクリートを練る

2006年10月23日 06時51分17秒 | 器からあふれ出て

書庫に雨よけを取り付けた。
寸法は1,82X3.80m。

支柱の補強(根巻き)にコンクリートを練っていると、こどもたちが集まってきた。
セメントを見るのは皆初めて~混ぜるのがどうも面白いらしい。
案の定、手伝いをしたいと言いはじめた。


おかげで楽しく仕事ができました。(はかどらなかったけど)
お父さんのコンクリートは、ちょっと頑丈です。
セメント1杯に対して砂2、砂利2の割合で練っています。
先ずセメントと砂をよく混ぜてから砂利を入れてさらに混ぜ合わせます。
次にバケツで水を入れ充分に練ります。(水の入れすぎに注意します)
練り具合のチェックは角スコ(角型コンクリートスコップ)の背中で
コンクリートをペタンッと叩いたあとスーっと引いて表面を見ます。
セメントの量が足りないと引いたあとにすぐひびが入ります。
根巻きをしたら見た目が良いように、はけ引き(表面を箒で掃くように)して出来上がりです。



これで新聞配達の自転車も補助輪のとれた、とらのこの自転車も濡れないし
お母さん用に物干しさおも取り付けたので、いつ退院してもらってもいいんですが・・・

あふれ出たものは納まったのか~書庫の完成

2006年09月19日 06時20分23秒 | 器からあふれ出て

ソースネクストのズバリマイホームを使って完成した書庫を書いてみた。






電気工事は室内灯(蛍光灯)とコンセントの取り付け。電気の供給は母屋から引いてブレーカー(20アンペア)も設置した。これで夜も灯りがついてついに書庫が完成した。基礎を上げたので出入りの高さが気になり、ドア前に踏み台の代わりでU字溝をひっくり返して置こうと思っていたら、基礎工事の親方が仕事帰りに余ったコンクリートブロックを持ってきて敷いてくれた~有難い。また知らぬ間に町の建築指導課の完了検査も済んでいた~こんな小さな書庫でも床面積が6畳を越えると確認申請が要る。来年からは固定資産税がかかるという・・・

昨日(9/17)は朝から本棚(90cmX180cm)を5本組み立てて夜までかかった。玄関や居間に横積みしていた本たちを移動、あとは2階にあふれたままの本を整理しながらの入力作業で、こちらはまだ時間がかかりそう。


ドタバタしたこのひと月、途中スカンジナビア号の沈没騒ぎで思いがぶっ飛んだ日(9/2)もあったが、一連の思いはこうして実を結び、忘れられぬ節目の夏となった。あふれ出ていた本は収納に見通しがついた。でも、あふれ出た思いは書庫へも納まりきらない・・・



器からあふれ出て~書庫の組み立て終了。

2006年09月11日 00時18分03秒 | 器からあふれ出て

今日(9/10)、書庫の組み立てが終わった。
留意点は3方向に窓を入れて風通しを良くしたこと、本は重たいので床がたわまないよう重量対策として床下の根太を増強し間隔を通常の30cmから15cmに狭めた。あとは室内灯とコンセントの電気工事でいよいよ完成秒読み。



一晩、車に寝かせた昨日の買い取り分を即移動。
玄関やバアバの部屋にあふれていた本も引越し。




補助輪が外れた未来のライバルはお父さんの手伝いをしたいとか言ってるうちに、空き箱でもう秘密基地を作っている・・・

器からあふれ出て~書庫を建てる

2006年09月07日 06時35分59秒 | 器からあふれ出て
気がつけば書庫の基礎が出来上がっていた。

工事の詳細を勉強の意味も含めて書き記すつもりだったが、スカンジナビア号の沈没騒ぎでそれどころではなかった~もう機を逃した感もあるので適当な写真を載せてお茶を濁そうと思う。


書庫の寸法は2.73mX4.55m(1間半X2間半)で床面積は12.42㎡(坪換算で3.75坪=タタミ7畳半)。
余談になるが、面積(㎡)を坪換算するには0.3025(121÷400)を掛ければ良い。逆に坪を㎡換算するには一般的には3,3を掛けるが、より精度を求める場合には400÷121の値を掛けてやる。
8月26日、重機が入り砕石を3立米(2トンダンプで2杯)敷いた~地盤高を約30cm上げながら水平を決める。




鬼の居ぬ間に・・・最高のおもちゃ?



8月29日、異形鉄筋をメッシュに組んだ~長く大事に使いたいので費用はかさむが基礎はベタ基礎を選んだ。


8月30日朝8時半~ミキサー車でコンクリートを流し込む。



8月31日、ベタコンの上に基礎の型枠を組む~明朝またミキサー車が来る。



9月1日、現在の事務所(母屋2階)から見る~基礎の型枠にミキサー車からコンクリートを流し込む。枠の中で生コンが隅々まで均等に行き渡るようバイブレーターで振動を与えてやる。



9月2日午前10時~さあ、お茶が入りましたよ。

この日の朝、スカンジナビア号沈没のニュースが飛び込んでくる。
寅の子文庫の庭でもこの船の思い出話に花が咲いた・・・
親方はその昔、スカンジナビア号で催した新年会の席で、テーブルが傾いていたせいか(船の傾斜で?)、すぐに酔いが回ってしまったとのこと~これ船酔いにあらず・・・



9月2日午後、この夏最後の蝉がコンクリートに沁みる



9月4日、型枠をはずす。ベタの上に90cm(3尺)間隔で束石を8箇所立てる~基礎(布)の高さは30cm、4箇所に通気孔を空ける。



そして、今朝9月7日の1枚~昨夜の雨でプール状態。
雨水が溜まったおかげでベタの水平が機械も使わないでチェックできた。東北側の隅が1cm深いようだ。予定通り一週間で基礎工事が終了した。あとは組み立て工事と電気工事が二日ずつで、いよいよ書庫が建つ。

器からあふれ出て~バケツラジオで聞いた甲子園

2006年08月22日 06時53分24秒 | 器からあふれ出て
こどもの頃、甲子園に夢中だった。
大人になってその熱は冷めた。
今は甲子園よりも地方大会の予選が好きだ。

甲子園に白熱のドラマがあれば
予選の1回戦を戦う子等にも背負うものがある。
勝利を祈る家族やガールフレンドがいて
練習の帰りに立ち寄る焼きそば屋のおばちゃんおじちゃんの笑顔。
甲子園も予選の1回戦も選手たちのバックグラウンドはみな同じ。

地元のこどもたちが地元の学校に通い
地元のこどもたちばかりの野球部が
夢の切符を手にする日をいつも夢見ている。


蝉の声に負けないようにとバケツの中から大音量で聞いた甲子園。



ラジオから流れているはずの甲子園の歓声
私にはひまわりの中から聞こえる
~花の詩画集【鈴の鳴る道】偕成社1986年/星野富弘

器からあふれ出て。

2006年08月18日 06時35分18秒 | 器からあふれ出て

8月に入ってから注文が途切れず毎日続いている。
岩波写真文庫も復刻ワイド版新風土記の49冊セットが売れた。
画面の向こうで見ていてくださるお一人お一人に心からありがとう。


その一方で、新着本UPが進まない状況が続く。
買い取りが増して、本の山は既に玄関まで埋めている。
正直、何所から手をつけてよいか、収拾がつかない。

今、次のステップへ産みの苦しみ・・・
本も思いも疾うに器からあふれ出ている。

盆休み、熱い甲子園と蝉の声を聞きながら
黙々と滝の汗をかいて庭を片付けている。