寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

明日ありと思ふ心の仇桜(トラノコザクラ満開)

2009年04月09日 09時45分13秒 | オンライン古書店
桜前線の北上は例年通りで今日4月8日、トラノコザクラは満開となった。
今年は天候にも恵まれ春の嵐も吹き荒れず、この週末には二週連続で花見ができそう。


朝、ちびは保育所へ。


午後、お兄ちゃんが帰って来た。 


夕方、春の日は暮れそうでなかなか暮れぬ。そろそろお夕飯にしようか。


晩、HATAYAの200W防雨型野外白熱作業灯でライトアップ、束の間の贅沢。

世の無常を詠んだ句に「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」という歌があり親鸞上人作と伝えられている。ついこの間、立春の声を聞いたかと思えばもう4月も第二週に入る。寅の子文庫も新年度を迎え、いよいよの気概でまた前進したい。

《追記》4/24

花は落ちて眩しい新緑となる。
明日にはイラガ封じにスミチオンを散布しなくては。
貧乏暇なしでゴールデンウィーク近し。


◎寅の子文庫のおちゃのこショップで、春の教養文庫フェア開催中。
昭和30~40年台の懐かしい日本、続々UP更新しています。

《サイト内関連記事》
トラノコザクラ満開、の記事(08年4月6日)

上野の国立科学博物館の大恐竜展を見る

2009年04月04日 09時16分46秒 | 生活手帳
春休みを家の中でゴロゴロ不完全燃焼しているお兄ちゃんを連れて
朝一の新幹線に飛び乗る。東京上野の国立科学博物館へ『大恐竜展~知られざる南半球の支配者』を見に行った。


↑ニジェールサウルス/Nigersaurus

↑アンガトラマ/Angaturama

↑マプサウルス/Mapusaurus

↑タラソドロメウス/Thalassodromeus

◎展示コーナー概要
Ⅰ.超大陸パンゲアの時代/三畳紀・ジュラ紀の恐竜の展示紹介
Ⅱ.ゴンドワナ大陸の時代/白亜紀前期〃
Ⅲ.ゴンドワナ大陸分裂の時代/白亜紀後期〃
Ⅳ.翼竜の世界[空の支配者]
Ⅴ.発掘・研究は現在も続行中
*大恐竜展物販コーナー併設

場内入口でトランシーバーのような形の音声ガイド(子ども用500円)を借りた。自分で操作して各展示サンプルの説明を繰り返し聞けるので小さい子どもには楽しいツールとなる。場内は撮影可能だがフラッシュを焚いてはダメ、動画も禁止なのでマナーはちゃんと守りたい。

●その昔(約1億4千年前)地球上にはパンゲアという唯一の巨大大陸が存在していたがその後分裂して北のローラシア大陸と南のゴンドワナ大陸に分かれたという。大恐竜展ではこのゴンドワナ大陸に生息していた恐竜の化石・復元骨格など標本リスト83点を展示公開している。会期は6月21日まで、休館は月曜、但し4/30・4/27・5/4は開館。開館時間は9時から17時(金曜は20時)入場料は一般・大学生1500/円小中高600円(恐竜展=特別展を見なければ通常一般600円・小中高無料)。行き方~JR上野駅公園口から徒歩5分。

◎恐竜展を見た後、2階ラウンジで早い昼食。
午後から[地球館]と[日本館]の展示を駆け足で見て回った。



↑地球館2階[探検広場~身近な科学]



↑地球館3階[大地をかける生命]
現存する野生大型哺乳類の剥製展示。日本オオカミの剥製展示は国内では3箇所あるが一般公開しているのはこの地球館の一体のみ。ちなみに海外では大英博物館にシーボルトが持ち帰った一体が展示公開されているという。


↑地球館2階[科学と技術の歩み]
お父さんの一番の収穫は零戦の展示(零式艦上戦闘機21型改造復座機)
1972年(昭和4年)ラバウル北西ニューブリテン島沖の海底から引き揚げられた偵察用復座機を修理復元したもの。エンジンの様子が分かるようにカバーは取り外されている。



↑日本館地下1階~フーコーの振子と、3階吹き抜けから振子の実験を見る。
49,6kgのステンレ球を19,5mのステンレス線で吊り下げて振子のゆれ方の変化を観察できる。フランスの物理学者レオン・フーコーは1851年、地球の自転を振子の実験により証明した。


国立科学博物館[日本館]前に立つ。
日本館は昭和5年12月に完成。文部大臣官房建築課の設計によるルネサンス様式建物で当時の科学技術の象徴であった飛行機型のデザインが特徴。

思い立ったが吉日で強行軍のスケジュールにドッと疲れも出たが、小さな胸に春うららかな思い出として刻まれれば父さん母さんも嬉しい。さあ、来週から新学期を頑張れ。

●お薦めするサイト
国立科学博物館