昔は何処の農家も夜なべをして野良仕事に使う縄をなった。
こどもはお年寄りの縄ないの手伝いをした。縄ないの音を「さりさり」という。父さんも小さい時分に祖父が稲藁をなう「さりさりと」という音を耳にした。その音は今でも明瞭かつ新鮮な響きで甦る。
【駿東の子/詩でつづる駿東文園50年史】昭和53年/非売品
『なわない』
さりさりさりさり さりさり
なわないの音だ。
父のふかした たばこの煙が
すうーっと 天井に消えて行く
静かな なわないの音だ
原里小高二/横山清
(昭和4年1月)
時代は移り、日の暮れるまで富士の裾野を駆けて遊んだ駿東の子らも今はテレビゲームに夢中で、縄ないの音など知らぬであろう。
いつもの文教堂で少々高かったが日本語オノマトペ辞典を買った。
オノマトペとは擬音語・擬態語の意味。
ものを擦り合わせて出る音を「さりさり」という。
これまで似たような辞典はいくつか見たが
どれも「さりさり」は出ていなかった。
この辞典には「さりさり」が出ている。
買ってからまた気が付いた。
自分でアフェリエイトしてから買えばよかった。
こどもはお年寄りの縄ないの手伝いをした。縄ないの音を「さりさり」という。父さんも小さい時分に祖父が稲藁をなう「さりさりと」という音を耳にした。その音は今でも明瞭かつ新鮮な響きで甦る。
【駿東の子/詩でつづる駿東文園50年史】昭和53年/非売品
『なわない』
さりさりさりさり さりさり
なわないの音だ。
父のふかした たばこの煙が
すうーっと 天井に消えて行く
静かな なわないの音だ
原里小高二/横山清
(昭和4年1月)
時代は移り、日の暮れるまで富士の裾野を駆けて遊んだ駿東の子らも今はテレビゲームに夢中で、縄ないの音など知らぬであろう。
いつもの文教堂で少々高かったが日本語オノマトペ辞典を買った。
オノマトペとは擬音語・擬態語の意味。
ものを擦り合わせて出る音を「さりさり」という。
これまで似たような辞典はいくつか見たが
どれも「さりさり」は出ていなかった。
この辞典には「さりさり」が出ている。
擬音語・擬態語4500 日本語オノマトペ辞典小野 正弘小学館このアイテムの詳細を見る |
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