大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

天の戸 美稲!

2006-11-16 17:57:19 | おでん屋での日常

ひさびさ、KUSHIKOMA井こしに行ってみたりする。

もはや変装の必要もないので、普段着で。洋装で。(余談ですがここの常連の方の情報発信により、私はこのお店で和装だっただけで知らない方から「haruさんですか?」などと言われたことがある)

さて、何をいただこうかな。
あ、岩手「酉与(よ)衛門」がある!いつだか飲んだことがあるけれど、ちょっと後にいただこう。
さて。まずは「天の戸 美稲」から。

本日のお通しはみっちり豚肉のつまった揚げ春巻きと、春雨の卵焼き。
春巻きにのっているのは、カラシかと思いきや、上品な黄身酢。
いつものことだけれど、とにかく毎日お通しメニューを考えなければいけない中で、こういうところに一手間かかっているところが、オーナー井越さんの料理人としての長年の修練のあらわれであり矜持なのかと思う。

美味しい~といただいていたら、ガラッと扉が開いていらしたのは、
ぐわっ、このところすっかり意気投合したBUNさん!!!

この方は、私の敬愛するレヌ・アロラさんとお父様が直接のお知り合いという。レヌさんの本を全てお持ちで、インド料理についてこんなところで語り合えてなおかつ日本酒好き!!!という時点でそばにいらした巣鴨周辺マップ管理人様が視界から消えてしまったほど。(その後引越しまでお手伝いいただいてしまいました、、、ゴメンナサイ)

お互い、興味のあるお酒をふむふむといただきつつ盃を干していく。

と、また扉がカラリと開いて今度は目元の涼しいきりりとした青年。
あれっ?
青年「正雪ありますか?」
やっぱり、どこかで絶対お会いしている・・・と超ぶしつけにガン見していたらあちらから「あ、おでん屋さんでお会いしましたよね、どうも。」とご挨拶いただく。

え~~~???確かにお会いしているけどどういう状況だったか全く覚えてないよ~~~。しかも一度や二度じゃなくお会いしているのに。
青年というより少年といってもいい華奢なつくり、きびきびとした物腰、うーん・・・・。

帰りがけにやっと井こしさんが口を開いた。
「江古田はどう?」

あっ!!!

この前までおでん屋にヘルプに来ていた江古田の、あの彼だ!!!
だってまさか店側のひとだなんて思いもしませんでしたもの。いつもは作務衣で、頭にバンダナしっかり巻いてるし、、、。どもどもです。これからもドウゾヨロシク。

貴方が気になっていたおかげでどんなお酒をどんな風にいただいたかおばちゃんは忘れてしまったではありませんか。

と、突然BUNさんから「これからウチ来る?」とのお誘い。
えっ、えええっ!?お、お邪魔などしてもよろしいのですか、このアタクシめが、、、。これって、「お持ち帰り」ってやつですか?←しっかりしろ自分正気になれ

スゴかったです。生きる目的をもつようにちょっと掻き立てられちゃいました私。
すばらしいっ。こんどぜひぜひ、インド料理パーティをやって井こし常連さんをさそって・・・・なんて話していたらBUNさんひとこと

「インド料理に日本酒はあわねぇから呼べねぇよ」

はい。そのとおり。では、エスニック料理大会はビールか焼酎かノンアルコールの方々だけで絶対やりましょう!「○○しんぼ」なんてカレーだけで一巻丸々ページを割いているのですよ。やりましょう、ぜひ!

というわけで、BUNさんと私のエスニックコラボ大会参加ご希望の方は、是非ご連絡を~。