あれ、また写真がない。
日曜、ラスト営業後に哲さんと三人でもんじゃを食べに行き、そこでヒドイことに。そりゃ、「あいうえお作文」知りませんでしたよ。「こやま」を栃木の「小山」だと勘違いするし。だけど
「トシさん、どうにかしてくださいよこの子」
「バカ?ひょっとしてバカ?この子」
はないでしょう!私、アナタより9歳年上なんですよ。だいたいアルコールも入ってないのに「慇懃無礼」が世にも恐ろしい下ネタに変化するのはナゼっ!?
そんな週末のささやかな打ち上げでした。
さて、11日月曜日おでん屋の休日は、久しぶりに、お互いの休日となりました。店長珍しく「図書館に行きたい」というご要望で、月曜でも空いてる最寄の図書館は・・・・あれれ?またかっぱ橋の近くだ。よくよくこの二人は合羽橋と縁が深い。
本を堪能したあとは、上野ガード下「まるき」に行ってみる。
まず入り口に『女性のみのお客お断り』とある。これは、聞いていなかった。
ここで、私はかなりムッとする。店長がいるから一応入店資格はある。しかし、男連れならOK、女性同士はNGというのはどうなのか。これが私独りなら入れなかったわけだ。まぁ広い東京だからそういうお店があってもいいのかもしれない。女性専用車両があるように、男性専用店というのがあっても。でも。(以下5行分くらいの文句が出て店長と言い合いになったので割愛!)
店内は、女将さんらしき人をのぞき全て男性のみだった。こうなると、喫煙者が喫煙所で肩をかがめてバコ部屋トークをしているみたいだ。「オトコは男だけで話したいことがあるのよねぇー!」ってか?(←抑えろ自分)
大田和彦氏著「完本・居酒屋大全」に『酒造会社の銘酒扁額が上るほかに何もない殺風景な店内はかえって枯れた男の心象風景を映し、しみじみと落ちつく』とあるとおり、枯れた男の世界の演出なのかもしれない。事実、居酒屋にお金を落としていくのは圧倒的に男性客が多いのだし商売としてはありなのだろうけど。近頃は小金を持った女性をターゲットにした商売がやたら繁盛していることへのアンチテーゼなのか?とまで深読みしたくなる。
ま、どうでもいいや。
お通しのふき味噌がめちゃくちゃ美味しくて、どのお酒にもばっちり、酒飲ませ力最強でした。あとは、ねぎぬた、塩辛などをいただく。
お酒
琵琶乃長寿 純米吟醸
一の谷 純米
両方とても美味しかったです。そしてびっくりするほど安い!でもどうして福井県で「一の谷」なんだろう。一の谷の合戦は兵庫県・・・・源平合戦とは関係ないのかな。
お酒にはばっちりなのですが若者達(はい?)にはボリュームが足りなかったので、少し呑みなおすかと、ホーム大塚で「たいへい」に。
あまり有名でないようですが、このお店は安いし、ときどき行くのです。今日も白岳泉のひやおろしとか、臥龍梅とか、宝剣とかいろいろ美味しそうな日本酒がそろっている。十九とか、一人娘とか、おもしろいお酒も置いている。マスターがネクタイ姿なのが不思議だ、と思っていたら下階の不動産屋も営んでいるとか(笑)。
お酒
サービスセット(お刺身と日本酒で500円とか)の浦霞
雨後の月(たぶん純米吟醸、広島でみたことない瓶)ひやおろし
臥龍梅
おつまみ
セットのお刺身
穴子のてんぷら 他
二軒はしごしてもかなり安かったですよん♪
風が涼しくなった。萩が咲きこぼれ、ムラサキシキブが色づいている。合羽橋で稲穂を買った。空気も透明になってきた。今年は秋の訪れが早いようだ。軽井沢に行っていたおかげで、今年は夏にあまり苦しまずにすんだ。
そこのオーナーシェフはとても厳つい熊のような人でした・・・しかし外見に似合わず内装や調度品はメルヘンチックなお店でした。飲食店の盛衰が激しい中、かれこれ20年程続いています。
『女性のみのお客お断り』という飲食店は初めて聞きました。女性中心にマーケティングしていく世相にあってなかなか挑戦的ですね。上野のガード下という場所柄だからやっていけるんでしょう。
まあ、図書館の椅子まで女性専用席をつくって男児が座ろうとすると係員がとんできて「ごめんね~、ここは女の人だけなのよ~」といっている光景ははっきりいって意味不明でした。