昨夜、久しぶりに昔やったような仕事をして遅くなったのでほっとしたくてお店のカウンターに座って思い出した。
仕事がいつも遅かったので、閉店間際に扉を開けると、ややお疲れモードの(ときにはすっかり片付いていることも)お二人が、いやな顔もせず快く迎えてくださったこと。
(別に静かに放ってくださって全然構わなかったのですが)楽しいトークを展開していつも和ませてくださったお気遣い。
一日の終わりに、ちょっとしたその暖かさが嬉しくて、お店の雰囲気を壊さないように気をつけた(つもり)だったし、よし、あのおでん屋さんでは「こういうお客」を演じようと思っていたのでした。実はね。
ひとりで東京に来て、居酒屋なんかに一人で入るようになって、ペルソナ現象の顕著な例を見た気がする。常連のお客はその店で演じるキャラクターを持っているということだ。考えれば頻繁に接触する人間同士、当たり前なんだけど。でも酔ってることを前提にした継続的な人間関係が存在するとは思わなかった。
A店ではいつも一人なのにB店にはいつも友達連れだったり。
飲むお酒が変わったり、キャラもかなり違ってたり。
だから他の店で、そういう常連さんに出会ったりするとこそばゆい。
私自身がかなりそういう人間だからだ。
何より私は、よく行くお店のスタッフに余所で出会ってしまうことが一番恥ずかしかったりする。知らんふりをしたり、隠れたりする。
初めて扉を開けたときから、ここでつぶやくに至るまで一年余り。
仮面は剥がされ、カウンターの座り心地は変わり、こんな告白をしてみる。
仕事がいつも遅かったので、閉店間際に扉を開けると、ややお疲れモードの(ときにはすっかり片付いていることも)お二人が、いやな顔もせず快く迎えてくださったこと。
(別に静かに放ってくださって全然構わなかったのですが)楽しいトークを展開していつも和ませてくださったお気遣い。
一日の終わりに、ちょっとしたその暖かさが嬉しくて、お店の雰囲気を壊さないように気をつけた(つもり)だったし、よし、あのおでん屋さんでは「こういうお客」を演じようと思っていたのでした。実はね。
ひとりで東京に来て、居酒屋なんかに一人で入るようになって、ペルソナ現象の顕著な例を見た気がする。常連のお客はその店で演じるキャラクターを持っているということだ。考えれば頻繁に接触する人間同士、当たり前なんだけど。でも酔ってることを前提にした継続的な人間関係が存在するとは思わなかった。
A店ではいつも一人なのにB店にはいつも友達連れだったり。
飲むお酒が変わったり、キャラもかなり違ってたり。
だから他の店で、そういう常連さんに出会ったりするとこそばゆい。
私自身がかなりそういう人間だからだ。
何より私は、よく行くお店のスタッフに余所で出会ってしまうことが一番恥ずかしかったりする。知らんふりをしたり、隠れたりする。
初めて扉を開けたときから、ここでつぶやくに至るまで一年余り。
仮面は剥がされ、カウンターの座り心地は変わり、こんな告白をしてみる。