なにげなく新聞で見かけた「傘寿二人展」
80歳のおじいちゃんの二人展とはどんなものだろう。
以前、 友達がやはり絵描き仲間と二人展をやったことがあり
興味深々で文化センターへ出かけてきた。
ギャラリー一杯に繰り広げられた数多くの絵
500点近くあるらしく押し入れの中を覗くよう。
1点1点が素敵な絵なのに空間が少なくて
ちょっともったいない感じ。
二人のうちの一人黒川さんは薬剤師でシルバー大学の絵の講師
草花の絵と共に川柳が添えてあり
思わず笑ってしまう。
そして栃木県内の各駅舎の絵が。
絵を見ていると気さくに声をかけてくれ
説明してくれた。
草花の持つ薬効 それにまつわる話から川柳へ。
下ネタの川柳も多く薬剤師ゆえんかな。
ピーマンの絵の川柳をご紹介。
お財布の重さはカードばかりなり
ふところ軽い我は貧男(ぴーまん)
ネギの川柳
カモがねぎ背負い来るほど甘くなし
浮世の鍋のたぎる中には
うふふふ なるほど~。 おもしろいね。
もう一方中隣さんは建築設計士で1年に20日~30日くらいかけて
外国を自分で運転してその時の様子を絵に描いている様子。
お聞きすると絵は独学らしい。
建築士として建物を見学したとの事。
う~~ん すごい。
素敵な人生を歩んでいるお二人は若々しくすばらしい。
やっぱりこういう方もいるのだなぁ~。
お土産にプリントされた絵ハガキと
奥様が作られた名刺入れ、 楊枝入れをいただいて
申し訳ない限り、
嬉しい嬉しい絵画展となった。
お昼は久しぶりのラカンタで。
+300円でケーキとコーヒーが。
ケーキがとくにおいしくてびっくり。
お腹いっぱいのはずが どんどん入る。
ふ ・ し ・ ぎぃ~。
外は花盛りのこの季節
市役所の前の落ちそうなほど花びらを付けた八重の桜
見事だった。
「花より団子」というけれど
花(絵画)も団子(食事)も充分心を癒してくれた。
見渡せば花も団子も大盛りで
腹いっぱいの我のウエスト (・・・反省)
ちょっと黒川さんのまねをしてみた。
周りを見渡すと楽しい事がいっぱいだね。