福島県伊達市と相馬市の境にそびえる山
霊山(りょうぜん)へ行ってきた。
高さは825Mでそんなに高くないが
岩 岩 岩の山だった。
平安初期に慈覚大師により
開山された歴史ある山で、
奇岩にいろいろな名前が付き
遠くには蔵王や太平洋が見えた。
山頂に着くと太平洋と湾が見え
ちょっと感激!
うわ~っ。 あれが相馬市?
(栃木県人は海を見ると感激してしまう)
さて、山を下りた私たちは
峠を2つ越え、
かみのやま温泉(山形)へ向かった。
途中、 稲荷神社や昔の宿の跡があり
日本昔話の世界に引き込まれそうだった。
山沿いに多くの赤い鳥居が長く続き
京都の伏見稲荷神社の小型版。
この先にはなにがあるの?
ちょうど夕方で人気もなく
ちょっとドキドキ
しっかりした大きなお社が見えた時は
ホッ。
カメラマンなら小躍りしそうな場所だけれど
神隠しにあいそうで
ちょっと怖かった。
(そう、 千と千尋の世界へ~)
さてさて、峠を下りきると
かやぶき屋根の宿らしきものが突然現れた。
今は利用されることもなく
100年以上と思われる建物が何軒かある。
ふぅ~~ん。
まだまだ日本にはこんなところが残っていたんだと
妙に感心した。
ナビで選んだ道が偶然昔の旧道を走ることになり
思わぬ風景に出会えた。
つづく・・・・・