風のうわさ

気ままな私の独り言

世界陸上から

2015年08月29日 | エッセイ

今、 北京で行われている世界陸上大会。

ボルト(ジャマイカ)が100、200メートルを制して

茶の間にいながら 世界の頂点を見ることができ

改めてすごい事だと感じている。

 

(読売新聞から)

 

 

今日は映画「日本のいちばん長い日」を観てきた。

戦争を終結させようとする人たちの人間模様だ。

実際 負けいくさになっている太平洋戦争を

少しでも有利に終結させることはむずかしいことだ。

戦後生まれの私は

鈴木貫太郎(内閣総理大臣)も阿南惟幾(陸軍大臣)も

わからない。

玉音放送の

耐えがたきを耐え、 忍びがたきをしのび・・位しか知らなかったが

天皇陛下の

このまま戦争を続ければ日本民族の滅亡を招くだけでなく

人類の文明も破壊してしまう。

そんなことになってしまえば、

どうやって私は多くの臣民を守り

歴代天皇の霊に謝罪すればよいのか。

というお言葉に感銘を受けた。

 

今年は戦後70年という事で

玉音放送の原文「終戦の詔書」が公開された。

そのコピーをもらって

初めてどんなことが書かれているかを知った。

 

これから日本はとてつもない苦難をうけるだろう。

臣民の皆が思うところも私はよくわかっている。

けれども私は、 時の運にも導かれ

耐えられないことにも耐え、

我慢できないことにも我慢し

今後の未来のために平和の道をひらいていきたい。

わたしはここに国体を守ることができ、

忠実な臣民の真心を信じ、

常に臣民とともにある。・・・

 

 

これを知って

1964年に開かれた東京オリンピックに思いを馳せた。

当時 中2の私は初めてのオリンピックに

毎日テレビに目が釘付け

ショランダー(アメリカの水泳選手)に夢中だった。

戦後から19年でオリンピック開催まで漕ぎ着けた日本。

今、 改めて日本の復興に驚く。

オリンピック開会を宣言された昭和天皇

どんなお気持ちだったのでしょう。

 

 

今、 北京で開かれている世界陸上と

「日本でいちばん長い日」を観て

あれこれ考えた1日でした。

平和だからこそ・・・・ですよね。

 

 

 

 


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