読み聞かせ、今年度は今日が最後。
5年生を受け持った。
なにがいいだろうか。
選んだのは「ヘレン・ケラー」
誰もが知っているこのお話
三重苦のヘレンがサリバン先生によって
その苦しみからのがれ、希望の光を得る話だ。
分っている話なのに
水をさわり、 先生の指文字がそのものの名前を指している・・
つまり物には名前があるのだということを理解する場面では
ついつい涙声になってしまい
子供たちに悟られないように
鼻をつまんだ。
そしてなによりも驚くのはこのサリバン先生がまだ20歳ということだ。
毎回読み聞かせでは何を読もうかと迷うが
そのおかげで図書館に足しげく通い
私自身がふだん手にしない本に目が行くということは
ありがたいことかも・・と思っている。
2、3日前の雨で地面が潤い、
急に花が咲き始めた。