すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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新庁舎建設の問題点②

2011年02月08日 | 日記
一昨日に引き続き、新庁舎問題の問題点を考えたいと思います。

■合併特例を使うことの是非
 建設に100億円かかるとして、その95%が合併特例の対象となるので、95億円です。このうち、7割が交付税措置されますから、66億5千万円ですので、鳥取市の借金は33億5千万円となります。いくら交付税措置があるといえ、33億4千万円というのは本当に大きな借金と思いませんか。そして、66億5千万円も、そのもとは私たちの税金です。国が商売をして儲けたお金ではないです。こういう発想が、国や地方自治体を借金付けにしたと私は思います。交付税も大切な税金であることを忘れてはいけないと思います。

■付帯工事はどうするの?
 これは駅移転案だけですが、駅と市庁舎をデッキでつなぐ構想も出ています。大丸やニューオータニ、あるいは、ジャスコともつなげるというアイデアもあるそうです。しかし、これらの付帯工事は100億の中に組み込まれているわけではありません。その原資はどうするのでしょうか。JR駅の改修も必要となりますが、その費用はJRもちなんですかね、それとも、市が負担するのでしょうか。さらに、バスターミナルを組み込む案もあるそうですが、建築費の一部をバス会社に負担してもらうんでしょうか。駅前再開発は大事なことですが、市庁舎との関係をどうするのかは議論が必要になると思います。
コメント (2)
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