すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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新庁舎問題の新しい視点

2011年02月13日 | 日記
市主催の新庁舎を考えるフォーラムは欠席しました。
市民の議論が政争のようにすり替えられることを恐れたからです。

フォーラム終了後、参加した方々から呼びだされて夕食を共にしました。
その輪の中に建築家の山本浩三さんがおられました。

山本さんの提案は「減築」です。
耳慣れない言葉ですが、今の本庁舎は6階建てだから、耐震強度が問題になるのであって、4階に減らしてしまえばまだまだ使えるというのです。第二庁舎も同じく5階を4階にし、減らした床面積は、できるだけ合併町村の旧庁舎に分散し、それでも足りないから、駐車場の一部に第三庁舎を新築するというアイデアです。これだと総工費は約10億円。耐震補強の半分で、新築移転の10分の1です。
ヨーロッパではこの方法で、建物を長く長く使うのだそうです。なるほどなあと思う提案とは思いませんか?
第三庁舎の建設から始めれば、移転時の仮庁舎もいりません。
固定観念を打ち払ったとき、新しい発想が生まれます。長いヨーロッパの歴史に学んだ減築でいいのではないでしょうか。
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