ネット環境が悪くてアップが遅れましたが県外視察2日目(12日)です。
石川県金沢市から早朝、富山県富山市にJRで移動しました。
まず、始めに富山県庁に行きました。富山県厚生部の荒見参事、障害福祉課の小川地域生活支援係長=写真右、吉川禎子育て支援係長=写真中央から、障害者の自立と共生を目指した工賃倍増計画、保育園入園前のお母さんも地域の保育園が子育てを支えるマイ保育園事業などの説明を聞きました。マイ保育園事業は鳥取県でも取り入れたい事業と思っていますので、質問も多く、予定時間をオーバーしてしまいました。
次に訪れたのは、地域資源を生かして障害者の就労支援に取り組む社会福祉法人フォーレスト八尾会です
就労継続支援事業所(B型)の「おわらの里」で、施設長の島滝しず子さんから話を聞きました。
「十分な報酬が払えないんです。立ち上げた人間は頑張れますよ。でも、誰でもやっていけるようにしないと、続かないですよ」
「精神障害の人は鬱になると数週間は休むもとになります。自立支援法では施設に入るお金は日払いなんです。福祉って会社と違うと思います」
一言、一言が重いんです。山菜、紙風船などに加え、桑の葉も作っているそうで、ペットボトルのお茶の製品化にも成功しています。そのあと、作業場を見せていただきました。
そこには笑顔がありましたが、島滝さんの話が重くのしかかります。職員の人に頼んで、はがきや紙風船、しおりなどを購入しました。小さな、小さな思いですが、鳥取の家族へのお土産にしました。
おわらの里で作ったものや、桑のアイスクリームを売る「工房 風のたより」にも案内していただき、桑のアイスクリームもほうばりました。結構、美味です。ここは「おわら 風の盆」で有名な観光地でもあり、地域資源を生かして就労支援を続けていきたいと話されていました。
最後の視察はマイ保育園事業に取り組む「わかくさ保育園」です。富山県民間保育連盟の柳渓会長や保育園の園長先生たちから話を聞きましたが、マイ保育園事業そのものは評価し、保育に携わる者として頑張っているが、県や市からの経済的援助はなく、人件費やお母さんたちに呼びかける郵便代もすべて持ち出し。善意では限界があると話をされていました。
県の説明と現場の説明が、ここでも違います。もちろん、県職員も夢を持って、善意で頑張っておられす。それでも違う現状認識。記者時代もそうでしたが、やはり、私たちは現場に出て行って、当事者から直接話を聞かねばならないと強く思いました。
石川県金沢市から早朝、富山県富山市にJRで移動しました。
まず、始めに富山県庁に行きました。富山県厚生部の荒見参事、障害福祉課の小川地域生活支援係長=写真右、吉川禎子育て支援係長=写真中央から、障害者の自立と共生を目指した工賃倍増計画、保育園入園前のお母さんも地域の保育園が子育てを支えるマイ保育園事業などの説明を聞きました。マイ保育園事業は鳥取県でも取り入れたい事業と思っていますので、質問も多く、予定時間をオーバーしてしまいました。
次に訪れたのは、地域資源を生かして障害者の就労支援に取り組む社会福祉法人フォーレスト八尾会です
就労継続支援事業所(B型)の「おわらの里」で、施設長の島滝しず子さんから話を聞きました。
「十分な報酬が払えないんです。立ち上げた人間は頑張れますよ。でも、誰でもやっていけるようにしないと、続かないですよ」
「精神障害の人は鬱になると数週間は休むもとになります。自立支援法では施設に入るお金は日払いなんです。福祉って会社と違うと思います」
一言、一言が重いんです。山菜、紙風船などに加え、桑の葉も作っているそうで、ペットボトルのお茶の製品化にも成功しています。そのあと、作業場を見せていただきました。
そこには笑顔がありましたが、島滝さんの話が重くのしかかります。職員の人に頼んで、はがきや紙風船、しおりなどを購入しました。小さな、小さな思いですが、鳥取の家族へのお土産にしました。
おわらの里で作ったものや、桑のアイスクリームを売る「工房 風のたより」にも案内していただき、桑のアイスクリームもほうばりました。結構、美味です。ここは「おわら 風の盆」で有名な観光地でもあり、地域資源を生かして就労支援を続けていきたいと話されていました。
最後の視察はマイ保育園事業に取り組む「わかくさ保育園」です。富山県民間保育連盟の柳渓会長や保育園の園長先生たちから話を聞きましたが、マイ保育園事業そのものは評価し、保育に携わる者として頑張っているが、県や市からの経済的援助はなく、人件費やお母さんたちに呼びかける郵便代もすべて持ち出し。善意では限界があると話をされていました。
県の説明と現場の説明が、ここでも違います。もちろん、県職員も夢を持って、善意で頑張っておられす。それでも違う現状認識。記者時代もそうでしたが、やはり、私たちは現場に出て行って、当事者から直接話を聞かねばならないと強く思いました。