すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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市民の会の報告集会に参加しました

2011年07月24日 | 日記
 市民の会の報告集会に参加しました。とりぎん文化会館の第一会議室は満員で、受任者を中心に200人を超える市民が集まりました。
 吉田代表や事務局から経過報告や中間総括がなされましたが、会場からもたくさんの意見が出されました。その中で感じたのは、市や建設推進派の市議に対する怒りです。特に署名したのは3分の1の有権者で、残りの3分の2はサイレントマジョリティーという市議の発言は吉田代表も言及され、参加した市民の1人は、私に「もし、この市議の言う通りなら、投票率が50%に満たなかった一昨年の市長選は無効ということになるんでしょうか」と話しかけてこられました。

 庁舎建設は市の将来の街づくりに影響を与える大きな問題です。それだけに、慎重な議論と市民参加、そして、何よりも市の説明責任(アカウンタビリティー)が求められているにも関わらず、十分ではなかったことに対する失望感が大きかったと感じました。市議会も商工会議所から出された庁舎移転促進の陳情は、中心市街地活性化協議会が出した市民病院跡地の再開発計画を前提にしたものでしたが、その陳情に賛成という形で意思表示をしながら、簡単に市立病院跡地へ舵を切ったことも、理屈に合わないと思います。私は議決責任こそ、議員の最大の責任だと思います。これだけ短時間に意思を変えることの市民への説明は十分なされているのでしょうか?

 市選管での署名の審査が終われば、いよいよ論戦の舞台は市議会へ移ります。本当に市議の皆さんが市立病院跡地への移転新築がベストと思われるなら、住民投票を実施して、その中で、市民の皆さんにしっかりと自分の考えを説明し、移転賛成に市民の賛同を得て、堂々と建設を推進なさればいいと思います。住民投票を否決することは、市民が自分たちの意思を問うて欲しいと言う時に、そんな必要ないと言っていることと同じだと思います。議員の地位と権限は、有権者にすべて由来します。そのことを、もう一度、考えて欲しいと思います。
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