22日午後10時からの本会議で、県民参画条例が採決されますが、私は壇上から反対を討論をします。鳥取市庁舎を巡る住民投票では、本当にたくさんの皆様に一緒に頑張っていただき、心から感謝していますが、その教訓が活かされていないからです。
この条例案では、県民の6分の1以上の署名で発議した時は県議会の承認で投票実施。3分の1の署名で発議したときは、議会の賛否にかかわらず投票が実施されるというスキームです。鳥取市の場合、3分の1の署名を集めましたが、それがどれだけ大変だったか。しかも、5万4000人集めた署名が、5万1000人しか有効署名と認められず、3分の1をわずかに下回りました。
また、投票率が50%も成立要件になりますが、昨年実施された県知事選で50%を超えた選挙はありませんでした。
しかも、法的拘束力がないという問題もあります。鳥取市では法的拘束力がなかったから、その後の迷走が始まりました。こうした論点からも反対します。
加えて、投票権は有権者となっていますが、私は18歳以上も、在日外国人も投票に参加していただきたいので、その点でも反対です。
本会議場の壇上から発言しますので、議会で傍聴していただいても幸甚ですし、県議会のネット中継もされるので、関心をもっていただければ嬉しいです。