すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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鳥取市民の皆様、明日の投票日、迷わず「鉄永幸紀」とお書き下さい!!

2014年04月12日 | 日記

 鳥取市長選の最終日も、いよいよ午後8時を迎え、マイクでの選挙運動は終了しました。ですが、選挙期間は今日の零時までです。このブログを読んでくださっている皆さん、もう一度、皆さんの周囲の方々に、ご家族の方々に、「明日は鉄永に1票入れようや」と話して下さい。電話でもOKです。

 ここで、もう一度、今回の市長選挙の意味合いを整理しておきたいと思います。まず、この3期12年の竹内市政を振り返ってみたいと思います。浄水場問題で市政が混乱する中、竹内市長は建設見直しを掲げて当選しますが、当選した後、見直した結果、膜ろ過方式の浄水場を建設してしまいました。次は中電の変電所です。住宅地だから商工会議所隣地は問題としながら1キロも離れていない遷喬小学校の隣に建設を認めます。さらには、若葉台のサッカー場建設、駅前のバードハット建設と県外看護学校の誘致と思いつきで無計画な箱モノ行政を進め、その結果、鳥取市の財政は破綻の危機に接しています。こうした市政の流れを変えるには、竹内市長の下でナンバー2の地位にあった深沢候補より、青谷町議、県議会議員として経験が豊かで、自ら商売をしてこられた鉄永さんの方が適任だと思うのです。

 さらに、こうしたデタラメな行政が続けられたのは、市民の皆様に曲解した情報を出し続け、欺き続けたからです。一番ひどいのは新庁舎問題です。基本設計もないままに20億8000万円では耐震改修はできないと言い、液状化の心配もある千代川河口近くの市立病院跡地に防災拠点をつくると言うのはジョークではないかとさえ思ってしまいます。それを多くの市民の皆様に信じさせたことは許せません。一方、鉄永さんは工法も含めプロポーザル方式で全国公募すると言われます。私は地元業者の皆さんが共同企業体を組んで、この公募に立候補して欲しいと思っています。そうなったとき、今回の問題の摩耶香しが全て白日の下にさらされることでしょう。

 加えて、鳥取市の小学校図書館費は児童1人あたり千円ちょっとしかありません。伯耆町の5分の1です。高齢者福祉も、企業の参入しやすい小規模多機能居宅施設に集中しており、地域包括支援センターの職員1人が面倒をみるお年寄りの数は、現在の介護福祉計画では1700人で、全県の介護計画の中で一番多いので、少ない町村は600人前後です。なぜ、教育や福祉にお金を使えないのでしょうか。それは先にも書きましたが、思いつきの無計画行政で、次から次に箱モノをつくるからです。大きな箱モノを作ればそれが、そのランニングコストも市財政にのしかかって来ます。その結果、教育や福祉に回すお金がなくなったという訳です。

 もう、こうしたいい加減な市政の流れを変えようではありませんか。そのためには、鉄永幸紀さんに是非とも1票を入れて下さい。最後のお願いです。鉄永市長の登場で、市民の声で動く市政にしましょう! 市政を市民の手に取り戻しましょう!

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鳥取市長選に思う(9) 学者の良心とは、マスコミの良心とは

2014年04月12日 | 日記

 鳥取市長選挙も、選挙運動最終日を迎えました。今回の市長選の最大の争点は、庁舎問題であることは間違いないでしょう。住民投票を無視するがごとに竹内市長の対応は容認できませんし、そのまま継承としている深沢候補も支持することはできません。住民投票に従うとする鉄永候補だけが民主主義を理解していると思いますので、私は明日の投票日、皆さんに「てつながゆきのり」と投票用紙に書いていただくよう心からお願い申し上げます。

 住民投票の結果は「現在地での耐震改修」でありました。住民投票はアンケート調査ではありません。地方自治法に基づき、鳥取市議会が全会一致で決めた条例に従ってなされた法的行為です。しかも、条例は市長らに対して、結果の尊重義務まで課しているのです。すべきことは、どうやって、20億8000万円で現在地で耐震改修をするか知恵を絞ることであって、20億8000万円で現在地で耐震改修できるかどうか検証することではないはずです。

 私はずっと言いっていますが、私が話をした専門家の話では、基本設計もないのに、いくらでできるか議論すること自体無意味なことだと言うのです。市の検証でできないとされたのは柱頭免震方式であって、ピタゴラム工法など検証していない耐震工法はたくさんあります。柱頭免震方式で、平均的な設計単価をベースに計算して、できないと結論づけたに過ぎないのです。

 それを十分な検証をすることもなく、了としている御用学者の皆さんに私は怒りにも似た感情を覚えます。研究者であるなら、自ら調査し、研究し、磨いてきた見識に基いて判断して欲しいと思います。市当局から提供された資料を見て、それだけで結論を出しては欲しくないのです。記者時代、政府の審議会等で、その日初めて見た資料で、ちょこちょこっと意見を言って、了承している御用学者をたくさん見てきました。もう一度、自説を検証して欲しいと思います。

 報道機関も同様です。市当局の発表をそのまま書くのは楽です。それは事実だからです。誰も批判はできません。しかし、その発表が正しいのか、嘘やゴマカシ、誇張などがないか、厳しく点検してから記事にするのは本当に大変ですが、頑張ってやって欲しいのです。昔と違い、記者の数もずいぶん減り、余裕が無くなています。発表資料を記事化するだけで手一杯という雰囲気があることも知っています。しかし、そうなると、市当局の発表が真実としてまかり通り、本当の真実が消されてしまうことになりかねません。そこし調べれば、基本構想にお問題が多いことはわかるはずです。

 市庁舎問題をここまでこじれさせたのは竹内市長ら市当局の責任であり、深沢さんは良い人とは思いますが、市当局のナンバー2にいた深沢さんに市長になって欲しいとは思えません。やはり、議員生活40年の中で、民主主義が皮膚感覚になっている鉄永さんに市長になって欲しいと思うのです。加えて、鳥取市議会も、いい加減な論評をした学者の皆さん、そして、その話を何の検証もなく、ただ、垂れ流してきた報道機関の皆さんにも、これまでの経過をもう一度思い起こし、何が正しく、何がおかしかったのか、再考していただきたいと思います。

 

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