すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

台湾訪問2日目(2) 台中市体育処 交流のネックは交通費。直行便の必要性を痛感しました

2013年10月25日 | 日記

2日目2番めの訪問先は台湾市体育処です。

 台中市役所を再利用しているだけに、立派な建物です。

エントランスも広々として、市役所の一部局とは、とても思えません。台中市教育局の王副局長、体育処の頼秘書、台湾大脚Y(ビッグフット)ジョギング協会の劉会長、楊副会長、呉総幹事らが出迎えていただきました。

 まず王副局長が挨拶されました。

 「合併前は姉妹提携し、農業、文化など様々な交流を続けており、私も2回鳥取を訪問しています。4年前は副県長と一緒に、そして、今年の8月、石岡郷の中学生を連れて行きました。鳥取の人に新設にしていただき、ありがとうございました。平井知事が多忙にかかわらず、会見していただき、感謝しております。今年のサマースクールは三朝町でホームステイさせていただきました。改めて感謝の言葉を申し上げます。今回の訪問に際し、地元で有名な台湾ビッグフットジョギング協会の皆さんをお呼びしました。これかの交流の発展を祈念して挨拶とします」などと終始笑顔で話されました。

 次に、台湾ビッグフットジョギング協会の劉金書会長が挨拶されました。

今年3月27日のマラソン大会に鳥取県から参加していだきましました。その時の団長は横山議員でした。全会長は昨年、鳥取マラソン2012に参加させていただきました。沖縄や北海道との交流は盛んですが、今後は鳥取との交流も進めたいと思っています。協会は日本との交流を進めていますが、スポーツを通じての交流を進めてまいりたいと思っています。

 鳥取側は山口団長が挨拶して意見交換に移りました。 

 台中市は昨年、岐阜県とサッカー交流の提携を結んだそうです、崔副市長が岐阜県を訪れ、サッカー交流をしてきました。合併後も盛んに進んでいます。今年12月、沖縄の那覇マラソンに参加していきます。スポーツだけでなく、他の領域も含め、実績を作っていきたいと話されました。 

 今週末の石岡マラソンが開催されるので、その記念Tシャツを頂きました。スポーツ交流を中心に意見交換しましたが、楊会長は「一昨年、鳥取マラソンに参加しました。風景など素晴らしいと思いますが、コースにあった東郷湖が雨でよく見えなかったことが残念です」と話されました。しかし、雨だけはどうもなりません。

 楊会長は「台中市では様々なテーマでマラソン大会を計画しています。60台、70台向けのマラソン大会を計画しています。集集郷で12月に開きますが、これは音楽をテーマにしています。10月27日の石岡マラソン大会にもいらっしゃってください。11月9日には一番大きい通りでマラソン大会を開催いたします。長青マラソンをしていて、5キロ、10キロという距離で、年配の方に向いています。鳥取マラソンは鳥取砂丘をスタートにしたが、良いことだと思っています。協会は40台、50台、60台。スポーツを通じる交流は有意義だと思っています。年配の方はゆっくり走って、ゆっくり大会を楽しむことが良いのではないでしょうか。協会は沖縄県との交流は10年になります。鳥取県とも長い付き合いをお願いしたいと思います」と話されました。

 楊会長たちは桃園空港から関西国際空港経由で鳥取にこられたそうです。年に3回くらい鳥取との間にもチャーター便が来ており、私たちもチャーター便で来たのですが、チャーター便は定期航空路に比べ割高と言っても、関空経由よりは安価です。マラソン参加者は普通の市民であり、参加しやすい環境のひとつは交通費の安さです。マラソンと観光を兼ねるとか、そうした様々な方法を考えるべきですが、ここをなんとかしないといけないと思いました。議員団からは「行って帰るだけでなく、相互に報復するようにイベントを仕掛け、チャーター便を有効利用しては」との意見も出され、これは帰国後、関係者と話し合ってみたいと思いました。 

 台中市は全国民が参加する全民運動会で昨年は1番になったそうです。全民運動会は毎年開催。順位が決まります。普通の市民が参加し、参加人数でも評価されます。全国1位は、それだけ市民の間でスポーツが盛んな照明でもあるそうです。 

 スポーツ関連の施設の整備に力を入れており、建設中の中正国民運動センターはスポーツだけでなく、リラクゼーションにも使えるものを想定しおり、市民は今から期待しているとの説明もありました。大きな試合や大会を開催する場所も整えており、ワールドクラシックベースボールも台中市が会場だったそうです。

 最後に王副局長が「今年のサマースクールで、石岡中学校が鳥取に行きましたが、体験のコースを入れていただきました。梨の栽培、大山でのアイスクリームづくりなどが好評で、また行きたいと子どもたちは話していました。サマースクールでは人数とか、回数とか増やしてみたいと思います。12人の枠でしたが、60人もありました。抽選で決めました。人数を増やすことには自信があります。こうした交流を着実に拡充していきたい」と話されました。

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