月に一度のおいしい日

月に一度のおいしい日がやってきた。犬フィラリアの薬を飲む日。普通の餌では、薬だけよけて食う。柴犬ぽち。
犬に嫉妬する猫の白。おいしいエサは、どちらも平等。わかるのかな。今日は２匹とも態度が違う。ポチには牛肉。
白には、タイとヒラメ。違った。タイとマグロ。はーいはいはい。２１時を回ってお食事タイム。夢中な二人。２匹。
ぼやぼやしてると、早くすましたほうに狙われる。がつがつ。にゃーん。ほぼ同じに終えられました。ぴかぴかの
プラスチック容器が光ってます。ごちそうさま。にゃーんわん。幸せな、幸せな犬と猫のお話でした。

嬢王蜂

蜂が巣を作った。散水用ホースの格納容器。なんか蜂が出入りする。かみさんがスーパーで用意した蜂スプレイで八メートル
の距離から散布する。出てくる出てくるいっぱい出てくる。まるでレギュオン。私もガメラになりそうでした。薬が効いたかあちこちに
丸まった蜂の死体。黄色いお尻を震わせて、苦しそう。ごめんね。悪いのはかみさんだから。しかられるかな。見えないので、
全滅したかわからない。刺激すると危ないそうな。スーパーで予備のスプレイを買わなくちゃ。買ってたね。奥さん。ミドルキュロット
の白いパンツ。黒い服。黒い靴。似つかわしくない買い物客。黄色い光でそのパンツが、緑茶のような黄色に。いいんだな下半身
さっき退治したスズメバチの膨れたお尻。いっぱい毒液湛えていそうな。刺されそう。オレンジをボーリングのように取り上げて、
さっさとレジに。追いかけた私をしり目になんと、黄色のベンツに乗り込んで走り去りました。いるんだな鳥取。嬢王蜂。