かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

野太い声

2016-10-09 13:11:02 | 日記

激しく降る雨の闇夜にキョエーキョエーと声がする。たぶんイノシシ。家のすぐ外から聞こえる。近くに来てるな。

風呂場のシャワーを止めると何者かの気配。猫の額の我が家の畑に侵入者がいるらしい。さっきから猫が表をうかがう。

あまりうろちょろするなら食ってしまうぞ。おいしいらしい。牡丹肉。山間地では山クジラと呼ばれるらしい。あじが

鯨肉に似てるらしい。鳥取でもジビエ料理であるらしいのだが、残念ながらまだ食してない。シカのほうは鹿カレーで

いただいた。肉が甘くておいしかった。まさか鹿ではあるまい。夜な夜な野太い声がする。わなでも仕掛けようか。でも

道具がないな。10/9のひ。ましてや運ぶトラックない。10/9のひ。取り方教えてくれる塾もない。10/9のひ。

猟師さんに駆除は任せましょう。猟犬が追い詰めて、鉄砲でズドン。呆気ない。でも近くをうろうろされたら危ないから

時速45キロメートルで走るそうな。猪突猛進は迷信だそうな。狙われたら困る。股をえぐられて死ぬことも有るそうな。

雨が上がって、曇りの今日。遠くの方から野太い声が聞こえてる。散歩がてらに確かめに行く。たぶんサッカー場の

応援の声。こないだの学ランのおねいちゃん目的で、下心を出しながら、向かうがなんとさっぱりしたもの。ちょっと残念

応援の切れ目に出向いたのか、鳥取の若いサッカーイノシシたちには会えなかった。でも遠くから聞こえるその声は凛々し

く野太くたくましい。野武士様に駆け巡れ。そろそろお昼の時間。牡丹鍋にしようか。あ。味噌がない。キョエー。