映画『２０世紀少年・第一章』復習版に行ってきました！

昨日は『レボリューショナリー・ロード』で燃え尽きたけど
火曜日はお仕事が始まる前に、自転車ダッシュで映画！！
だが・・・・始まる時間に遅れた。

第一章復習版。・・・なので５００円で観れる。
なので・・のでちょっと（・・いや、かなり）気を抜いていた。

「一番奥のスクリーンにお進みください」とお姉さん。

はい。分かりました。一番奥ね・・・・。
ドアを押し、入る・・・。すでに暗い場内。・・・・聞こえる・・・英語。
目に入る。
・・・・・・何故か、字幕。

外国の人が２人。
カビの生えたような横たわる透明な人間を前になにやら話している。

『２０世紀少年』・・・って、外国の人も出演なんだ～～・・・。すごい豪華。
１０分遅れたぐらいで、もう、すでに・・・地球は危ないんだね・・。
もの凄い展開の映画なんだ・・・なあ・・・。

・・・・？
・・・・？！

・・・いやいや・・・きっと、もうすぐ・・・あのドアの向こうから
唐沢君が登場されるに違いない・・・・
・・・・と、思い続けるが・・・・・・

・・・・・・なんか違うっ！
・・・・・・きっと違うっ！

・・・と、席に座り一息ついて冷静になれば・・・分かるじゃん！
ばかっ！！私っ！！

急いで出て、ドア向かいのスクリーンに目をやると
ちゃんと『２０世紀少年・第一章』って書いてある・・・・。
き～～～～～っ！一番奥の右・左を間違えてた・・・（汗）

入っていったら、同窓会のシーンだった。
うおおおお～～～～っ！
超豪華な出演人！！

すごく面白いストーリー。
やっぱり唐沢君はスクリーンの人だよなあ・・・と思いつつ
『冬物語』・・・・行こうかな・・・やっぱり・・と思ったり。

しかしっ！！

何といっても、素敵なのは・・・・

オッチョ！！
オッチョ！！
オッチョ～～～～～～～！！

・・・・かっこよすぎる。

オッチョ♪♪♪

３１日から第二章でしょ～～～♪

再びオッチョに会える。嬉しい・・・・・。

「冷たい目」をした男は最高だ。ちょっと寂しい影を帯びた瞳ならなお
最高である。・・・・・トヨエツ♪♪♪

オッチョで燃え尽きた火曜日であった。

映画『レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで』

女優を夢見るエイプリル（ケイト・ウィンスレット）と元陸軍兵で会社員のフランク（レオナルド・ディカプリオ）は、パーティでの出会いから結婚。ふたりの子供を持ち、閑静な住宅街に新居を構える理想的な夫婦。しかし“自分たちは特別”という意識をもち、平凡な生活に疑問をもつエイプリルは、新たな生活を求めフランクを説得する。（公式ＨＰより）

ここじゃないどこかへ行けば、何かが変わるに違いない・・と信じている妻と
ここじゃないどこかでなくてもなんとか平凡に暮らしていけるでしょ
・・って思っている夫。そんな夫婦のドロドロ葛藤劇。

凄い映画だった。
主人公の一組の夫婦より、その周りの人達についていろいろ考えちゃう。
彼らの周りの人達も、少なからずなんか物足りないなあ・・と
思っている人達なのである。

ラストのラストまで凄い。
最後のシーンがもの凄くインパクトありあり・・・。
なんじゃかんじゃいうおばあちゃんに対して
補聴器のボリュームを徐々に下げてゆくおじいさん・・・。
ここ、凄いシーンです。
いや～～～、監督さん凄いです。

目の前にあるもので満足できる人・・というのはそれだけで
「幸せな人」なのだ。
そんなことは分かっているけれど
沸いてしまった感情をどう自分の中でけりをつけてゆくか・・・が問題なのだ。
一人でいたって寂しい人間は淋しいし
二人でいたって寂しい人間は淋しいのだ。

夫婦とは・・・・
見ざる言わざる聞かざる・・・ぐらいの気持ちで暮らしてゆくのが
丁度よいのかもしれないけれど・・・・
死が二人を分かつまで・・・と考えると
寂しすぎるし長すぎる・・・・ものなのかもしれない・・・。