一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『吉野弘詩集』

2010年06月14日 | こんな本読んでみました♪
巡りあいが良いと人はハマるが、巡りあいが悪いと次の巡りあいまで合間が開くという・・・。

某大物作詩家・谷○○太郎先生の詩集を以前、購入。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ぜんぜん・・・意味不明。(分かるのもあったけどね)

もとより読むとこ少ない・・のに分かんないから、さらに少ない・・・。
あ~~~~、詩集って、意外とおもしろうない!!(・・てか、値段分モトとれん!)
・・・と思ったのが良くなかった(・・のだろうか?)

長らく遠ざかっていた「詩集購入」・・・・
・・・を、この度してみた。

『吉野弘詩集』

いや~~~~♪吉野氏の詩は素敵だなあ・・・と、前々から思っていたが
全体を通して本当に素敵だった♪♪♪はるかにモト取れた♪(←関西人)
教科書で知ってたのやら、
彼から教えていただいた(←うふふ♪)『雪の日に』や『夕焼け』も、もちろんありました♪

2年前、しゅんしゅんが小栗君の映画のエキストラ出演の際
励ましで送ったメールには、吉野さんの『生命は』を添付させていただいた。
・・ちょっとイケテる・・と思った。

『詩のこころを読む』(茨木のり子著)にて、茨木さんは『生命は』について
このように書いてらっしゃいます。

  身近のちっぽけで些細なことから出発して広大な領域へいたる道。花にはめしべと
  おしべがあり、虫の媒介によってやっと結実できることは誰でも知っていますが
  それが人間の男女、他民族間、文化現象をもさしつらぬく、いわば
  「欠如の原理」であることまでは、ふつう発見できないわけです。
  ・・・・・・表現も余分なものはいっさいふりはらい、方程式のような明晰さ。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  どんなにがんばっても一人では絶対に生きられないことに気づくのは、けれども
  岐路にさしかかった頃でないとだめなのでしょうか。もっと若い頃にこの詩を
  知っていたら、かつての不遜さや、人を頼まぬ傲慢さが、もっと謙虚に
  ゆるやかに、かれん(?)でありえたかもしれないと思ったりします。今ごろになって
  ゆきずりの人や知人から受けた、有形無形のすばらしいものを、一つ一つ数えていたりして。
  けれど吉野弘も五十代になってこの詩を書いたのですから、もっと早く知りたかったというのも
  無理な話でした。
  



小粋な宇宙人♪

2010年06月14日 | 日々♪
小惑星探査機『はやぶさ』の話題で持ちきりの今朝のニュース。
『はやぶさ』の裏には、なかなかに深いドラマがあったようですね。
ただの金属の物体が・・・ただのモノ・・がモノでなくなるという時がある。
人の情が入ると言うか・・・・。
以前、ボイジャーに関してもそう感じた事がありました。
今回、7年も前に打ち上げられていた『はやぶさ』という日本人が打ち上げた
人工衛星も、機器の故障から一ヶ月も『宇宙』で迷子になってたのに
再び、交信が出来たって・・・。宇宙で迷子よ・・・宇宙で・・・。
デパートでうろちょろしてた幼稚園児の迷子とはスケールの違う迷子である。
再び交信できたって・・・奇跡である。

ボイジャーが最後に送ってきた写真も奇跡じゃん!感動のお話やん。
前にテレビでやってたやん
(←ここ、入る説明)・・・。
モノがモノじゃなくなる時・・・って・・・あるんだね~~(感涙)」・・・に、

「・・・いや、ちがうで。モノはモノやで!やっぱり!!」

「・・・じゃあ、なんだっていうのよっ!!
(良い話してあげてんのにっ!怒!!)
ボイジャーにしてもはやぶさにしても、なんか凄すぎるじゃないっ!?」

「地球人がバタバタしてる所を見とったんちゃうん。どこぞの粋な宇宙人が・・・・
・・・で、なんとかしたろ・・って、なんとかしてくれたんちゃう?!
小粋なはからいやろ。宇宙人の・・・」

・・・ベタベタの関西弁で言われたら、関西人的・・宇宙人が一瞬頭に浮かぶ・・(笑)

ああ・・・でも・・・そんな考え方も素敵かも・・・♪

・・・・この広い宇宙のどこかにそんな小粋な宇宙人がいるのなら・・・
今も一人・・・飛び続けてるボイジャーも、そんなに寂しくはないのかもしれない・・・。
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『おくりびと』観劇。

2010年06月14日 | こんなお芝居観てみました♪
6月13日(日)大阪はシアターBRAVA!にて『おくりびと』観劇。
映画『おくりびと』の7年後の物語である。
2幕に入り・・・そう来るんですか?!・・・の怒涛の物語展開。
あまりの悲劇に、一緒に行ったしゅんしゅんは、少々おかんむり・・・。
しかし、悲劇・・というのは、誰にでもいつとは分からず突然訪れるものなのだ。
  これだけの悲しみを味わってしまうと、残念ながら人は
  もうこれまでの気持ちと同じような日常生活に戻ることはできません。
  でも年月が経つうちに、トゲが刺さったような悲しみは
  やわらかい悲しみに変わるのです。
  そして、やわらかい悲しみとずっと付き合っていかなくてはいけないんです・・・。
(・・・のような内容の・・)見城恵子役の真野響子さんのセリフが良かった。

田中麗奈ちゃんは、声も通ってて素敵だったけれど
お母さん役には・・・まだもう一息かな~~。とても可愛かったけれど・・・・。

柄本明さん・・・多分・・・アドリブ連発だったんじゃないでしょうか?
勘太郎くん・・・微妙なところでクスクス笑ってらっしゃるし・・・(笑)
雰囲気流石でごさいました。

そして・・・主役の勘太郎君♪
お着物じゃなくても・・・素敵~~~♪♪♪
何気に、胸板厚くなってないですかっ!?(←そこかっ?!)
ラストの所作は、期待通りの素敵さでなんにも心配なく拝見させていただきました♪

とにかく、終盤に向かうにつれ、会場すすり泣き・・・・・。
地味だけど、いい舞台でした。
演出誰だ?・・・と思ってたらG2さんだったのね・・・。

カーテンコールにて、ご登場・・・。カーテンコールも・・・地味だけどよいカテコだった♪