一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『佐倉義民傳』観劇♪

2010年06月22日 | こんなお芝居観てみました♪
『佐倉』巡りから一路、渋谷の雑踏へ・・・。

6月19日(土)渋谷はシアターコクーンにて『佐倉義民傳』観劇。
この日は2階席からです。
20日(日)昼の部は、2列目からの観劇でした。


いや~~~♪しかし、参拝させていただいてたせいか
もうめっちゃよかった!!ツボに入りまくったね!
・・・ていうか・・・勘三郎さん♪♪♪・・・・宗吾様そのままじゃない!?
ご登場!!・・で、会場拍手・・・私、鳥肌~~~!!

重税に苦しむ農民の方々のお芝居で・・・・
・・・やばい・・・これって何気に『SHIROH』じゃん?!
・・・と、フッと思ったら、次の場面で「島原の民は・・・」ってセリフ出てきて
ぎゃ~~~~~っ!!!(←心の中の叫び!)

BUT!!『SHIROH』とは違うのよ・・・
3万7千人お亡くなりになったあの物語と違うのは、
こちらお亡くなりになるのは『宗吾様』とそのご家族だけ・・・。
(他、数名・・・舞台上では・・)
それまでのいろいろが、串田演出にて新しい歌舞伎!・・として表現されてます。
「ラップ」の場面も、全然違和感なし!
むしろ、とても迫力あって、
窮鼠ネコをもうそろそろ噛み付きたい!ここ限界っ!
・・・状態の農民の方々を凄くリアルに表現できてるなあ・・と感じました。

甚兵衛なたきり渡しの場・・・は、もう・・・・!!笹野さん最高っ!(号泣)
パンフレットに寄せられてるお言葉で更に号泣!
  この体から、ろくに良いものが食べられなかった、佐倉の当時の人々の匂いというものが
  出せればいいなと思います。

『子別れの場』・・・が、一番の涙シーン。
2階から拝見させていただいても、かなり悲しくなりますが
2列目からだと、お父様お母様(←扇雀さん)の表情が・・・
お子様達もめちゃ・・・凄い!

今の政治と絡めてタイムリーな問題提議をされている舞台・・・と取ることが
できるかもしれない・・・。
でもでも・・・・

・・佐倉の民百姓の為と行って来たけれど、本当は我が子達の明日の為・・
行動を起こしたのだ・・と叫ぶ宗吾様のセリフ。
家族が居るから、この佐倉の地のために行動できた・・と宗吾様。

君の居る場所が、まいすぃーとほーむ・・・『ふるさと』なのですよ・・・・(涙)
愛するものはそこなのね・・・・(涙)

・・・・舞台最中
『壬生義士伝』の物語が、チラチラチラチラ・・・・・・・。
・・・よくよく考えたら題名も似てるやん?!
その辺りは、熱く後のお茶会で語ってしまったので・・・もう、満足!

・・・・・本当によい舞台だった。『佐倉』巡りが功を奏したのであろうか?
いやいや・・・勘三郎丈の素晴らしい演技・・そしてコクーン歌舞伎に
ご出演のすべての役者さん・演奏者の方達の素晴らしい演技によるものです!
感動をありがとうございました!・・・と、大きく叫びたい。

・・・ので、「まつもと」申し込みました!良い席取れたわ~~~♪
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こんな所で涙してちゃ、先が思いやられるよ・・。佐倉巡りその2♪

2010年06月22日 | こんなお芝居観てみました♪
『佐倉市民体育館』を後にした我々を乗せて、タクシーは次なる場所へ♪
この日のメイン・・・『宗吾霊堂』へお参りです。

夕方から、渋谷コクーンにて観劇予定の『佐倉義民傳』の為
予備知識の仕入れと、主人公佐倉宗吾さま(本名は違うらしいのです。木内惣五郎様)の
お墓参りをしましょう・・が目的。

タクシーのおっちゃんと、NHK受信料だの消費税引き上げだのについて熱く語りながら
タクシーにてひた走る事、15分ぐらい(・・もう少し短かったかな?)
「あの先が『宗吾霊堂』だよ~。宗吾さまのお墓がある・・・」

・・・・!!!
軽く下総弁の混じるその素敵で楽しく愉快なおっちゃんのお口から
『・・・さま』付けのお言葉が出てくるとは・・・・

出てくるとは、予想してなかったので、少々驚く私達・・・・。

「あのぉ~~~、こちらの方は、皆さん『宗吾さま』ってお呼びになられるんですか?」
「そうだよ~、皆言うよ~!」・・と、当然のごとくお答えになられるおじさま。

・・・そこに何があるにしても・・
なんとなく、かる~~~い気分でこの場に臨んでいた私(達?)・・・。
ここで、少々気分を引き締める。

もしや、凄いお方なのでは・・・・・?!

・・・と、思いつつも先に腹ごしらえしよう・・と、廟堂向かいにあるお蕎麦屋さんへ。
入ると、いきなり・・・・・・
『甚兵衛渡しの場』の巨大な絵が、バ~~~~~ンと!!
・・・この辺りの土地では、なにやら・・・思い入れが違うのでは?と再び『なにか』を感じる私。
←『甚』の字入りの船だ!
今なら、涙なくしては食べられない・・・・。
よかった・・・。お話知る前に食べれて・・。

蕎麦屋を後にし、いよいよ境内へ。
・・・別腹・・で、(まだ食うか?!)草もちも食す♪

まず、お墓へお参り。
←遠くから雰囲気だけ撮りました。奥にお墓。


その後、ずずい・・・と奥へ進む。
『宗吾御一代記館』なる建物が・・・。なに?お人形が飾ってあんの?
あちこちで見れるようなのじゃないの?入館料700円?!高いんじゃないの?
・・・と、ブツブツ思いつつ中に入る。

・・・・・・・驚!!!
・・・・・・・はっきり言って!!

・・・・・・・ディズニーランドで5000円払うより価値ありました!!

こんな所で(失礼)、こんなに感動の嵐に巻き込まれようとは・・・・・っ!(涙)

「もう、コクーンまで行かなくていいじゃんっ!(涙)」
「こんな涙のお話なら、もう・・・むしろ行かない方がいいかもっ!(涙)」
「ここでこんなに泣かされたら、コクーンが思いやられるっ!(涙)」
「あのガイドさんは誰?何者?・・・上手すぎるっ!!」
・・・と、ヤンヤヤンヤの私達。
※ちなみにパンフレットによりますと、ガイドさんは43年もこちらで
語り続けられているベテランの方♪はっきり言って、その辺のヘタな女優より凄い!
マジで凄い・・・。

入館前のダラダラした気分とは、まるで別人の心境でございます。反省です・・・。
←頂いたチラシにもこのように書いてございます。

宗吾さまのお話・・・凄すぎます。こんなお話がこの地であったとは・・・知りませんでした。
こちらの皆さんが『宗吾さま』と呼ばれるのが分かる!

息子が生まれた時に、名前は『しょうご』にしようかな~~(結局しなかったけど)
・・と考えた事があったが、いまなら『そうご』にしようかな~~って考えるよ・・
・・と、境内を歩きながら、アホな事を考える私。

・・・と、そこへ中村屋の文字が!きゃあ♪

←植樹されてるのですね~!

←こんな看板もあって、テンションUP♪勘三郎さん、こちらへ来られたのですねっ?!

・・・感動に包まれつつ、そろそろ渋谷へ向かう。
←京成『宗吾参堂』駅

本当にのんびりしたとてもよい所♪

京成電車の線路は『佐倉』『臼井』も通る(・・微妙にプチ感動)・・・
そして電車は走るのであった・・。
いよいよ渋谷はコクーン劇場へ・・・続くっ!!
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