国の重要文化財指定を受けている円照寺の板碑を今回ようやく念願かなって見せて頂くことが叶いました。
《普段はこの建物の扉どころか手前の門も開いていません。》
《扉が開きました。いちさんに後光が射しております。》
これがその板碑になります。感無量であります。
1333年5月22日、鎌倉幕府滅亡のその日の日付が掘られています。
博物館で見たレプリカはちょっと色が濃すぎですね。そしてやはり本物の方がどっしりとした存在感、迫力があります。
乾坤無卓孤笻地、只喜人空法亦空、珎重大元三尺剣、電光影裏析春風…
《天地の間一本の杖を立つる地もなし、ただ喜ぶべきは人間本来空、諸法もまた空、大元三尺の剣を珍重するも、電光の瞬時に春風を斬るがごとし》
26日土曜日まで公開しています。
ちなみに、扉を開けてくださった方に聞いたのですが、なぜ今一週間一般公開しているのか、、、は知らないそうです(^^;)