今日は一日雨模様と言う事で、天候があまりに悪くなった際に地下へ逃れられるよう、東京駅周辺を歩いてみたいと思います。
でもまず最初に向かったのは霞ヶ関駅からすぐの
農林水産省。
ここの食堂が面白そうだったのでランチにします。
くじら推しです。食堂には身分証の提示等なく誰でも入れます。
こちらは“イワシ鯨のステーキ”。ステーキと言ってもタタキみたいな感じですね。
味付けが濃くてどの当たりが鯨の味なのかよく分かりませんでしたが美味しかったです。
鯨の竜田揚げも頂きました。
ここのメニューにはよくあるカロリー表示ではなく、“自給率”が表示されているのがさすが農水省という感じです。
そして同じ建物内で開催していた『
すごいぞ!カイコの底力!』 を見学。
色々な繭。
蚕の標本。
触れ合いコーナー。
光るシルクが編みこまれた服。(レディガガの衣装も作ったことのある作家さんの作品とか)
キモカワ。
農水省を後にして、すぐ近くの法務省の
赤レンガの建物を見学しました。
建物の中は撮影禁止ですが、平成になってほとんどの部分が改築、建て直しされているのでそれほど面白くはありませんでした…。
法務省目の間の桜田門から皇居へ入りまして二重橋を見学…する外国からの観光客の方々を眺めながら東京駅へ向かいました。
さて、ここから地下道探検。
噂によると最近地上へ出ずに歌舞伎座まで繋がった、と聞いていたのでそのルートを手探りで進んでみました。
最初は《←歌舞伎座》なんて案内表示を期待していたのですが、そんな物はまったく見つけられず、地下道をどちらに向かって進んだらいいのかまったくわかりません。
諦めて呉服橋辺りで地上へ出ました。
日本橋タカシマヤの地下で見かけた“銀座共同溝”の覗き穴。
中央通りを京橋、銀座一丁目と進みいちど見学してみたかった古びたビルへ。
奥野ビル。築80年超。
勝手に入って大丈夫? と思いましたが、ここは上から下まで美術系ギャラリーがたくさんありますので見学の人や関係者(作家さん?)がうろうろしていまして、思う存分見学出来ます。
扉の開閉が手動のエレベーター。これ、操作してみたかった!
階を示す針が動く半円形の表示盤もすてきです。
階段や廊下も雰囲気あり過ぎでした。
そしてルートは違うものの本来の目的地“歌舞伎座”に到着。
地下のお土産屋さん街をひやかす。
さて、ここから東京駅まで本当に地下道だけで戻れるでしょうか。
結論を言ってしまえば戻れます。地下道は繋がっていました。
歌舞伎座の建つ東銀座駅から銀座駅、有楽町駅、日比谷駅、二重橋前駅と進みました。
基本直進なんですが、途中ホーム(線路)を越える為に階段を昇り降りしたり迂回したりと、ちょっと迷路のようでした。
距離も3kmくらいあるようですし、まあ実際にこのルートで歌舞伎座に行く事は無いでしょうねぇ。特に年寄りには無理だ。
でもこれ覚えておけば、猛暑の日に強い日差しを避けたり(冷房も効いてる)、大雨等の悪天候の時も濡れずに済んでいいかもです。
良い運動(とお散歩)にもなるしね。