今週のお散歩のスタートは池袋駅。まずは目白まで裏道を歩いて進みます。
今日の最初の目的地は目白不動。
元々うちのお散歩は目的地を定めずにぶらぶら歩くのがコンセプトだったのですが、最近はちょっとしたャCントを決めて、そこまでのルートは行き当たりばったりで進むというスタイルに変化してきました。
路面電車と並走する道路と道路との立体交差であるここ “千登世橋” も見てみたかったャCントのひとつでした。
そして目白不動は《
江戸五色不動》のひとつで、目青、目黄、目赤、目黒、と回ってきて最後のお不動様になります。
お寺や神社を回っていますと筆塚とか包丁塚とか色々な供養塔に出会いますが、刀のつばの物なんかもあるんですね。
“もの” を大事にしいたわる日本人の心っていいですね。
目白から神田川、江戸川橋の周辺は都内屈指の “坂スャbト” のようですね?
今日のルートは段差好きとしてはとても楽しいルートです。
千登世橋のちょっと先の “のぞき坂”、目白不動の前の “宿坂”、そしてここは “胸突坂”。
ちょうどドラマか映画の撮影をしていましたが、確かに絵になる坂のひとつかもしれません。
胸突坂を登った所に建つ “
永青文庫”。
ここは七百余年に渡る細川家代々のお宝を展示公開している美術博物館のようなものです。
細川家は元総理大臣で“世が世ならお殿様”と言われていたあの細川護熙さんの細川です。
永青文庫の外見だけ見学し先に進みます。
近くにある “椿山荘” はお庭が見学出来ます。お花を見ていきましょう。
てくてく歩いて次に向かったのはこちらも元総理大臣の鳩山由紀夫さんの祖父、鳩山一郎さんが建てた邸宅、“
鳩山会館” です。
目白の永青文庫の近くにはこちらも元総理大臣の田中角栄さんの邸宅もありましたね。
今日は総理大臣dayだ。
正直今はあまり “歴史上の人物” には興味がありません。(一郎さんごめんなさい)この時代の建物に興味があって寄らせて頂きました。
正面に鹿、そしていたる所に鳩の装飾が見られます。
ステンドグラスもきれいです。
しかしいつの時代も政治家って儲かる商売なんですね!?
鳩山会館を後にし、鷺坂、大日坂を通り小さな段差を登りくだりしながら、途中地下鉄に乗って移動したのは “靖国神社” です。
すでに開花宣言は済んでいますが、“標準木” を見にいきました。
標準木は人だかりが凄かったですが、境内には他にもたくさんきれいに咲き始めた桜の木がありましたよ。
的屋の皆様もお花見の準備に忙しそうでした。
九段下からお茶の水まで歩き “東京医科歯科大学” の学食に向かったのですが(ここはランチタイム後夜7時までビュッフェスタイルでお食事が出来る)、たまたまこの日は短縮営業に当たってしまいすでに閉まっていました。
今日は学習院大学にも振られてさんざんです…
で、お茶の水から後楽園まで歩き “文京シビックセンター” の無料展望ラウンジへ。
今日は行かれなかったスカイツリー(献血)と月がキレイでした。
シビックセンター前から出ているバスに乗り池袋駅東口へ帰ります。バスから眺める夜の東京は楽しいなぁ。
池袋に着き夕飯を食べて帰ろうと言うことになり選んだ店は、私が生まれる遥か以前から池袋駅東口前のそこに建つ “
タカセ” にしました。
実は最近なつかしい昭和感漂うタカセにはまり、よくパンを買って帰ったりはしていたのですが、上階にはレストランもあるじゃないですか。
すでにパンの味(懐か美味しい)を知っている私達は迷わずエレベーターに乗り3Fのレストランに向かいました。
フレンチピラフとエビフライ定食。
具が顔のように配置された “大人のお子様ランチ” 的なフレンチピラフ、ハンバーグは流行の肉汁じわーっ系ではなくしっかりと身の詰まったお母さんの手作り風。カツはデミグラスソースのかかった大人の味、パリパリのウインナーはサラミのようでハムは…ハムは普通のハムでした。
エビフライは見本(メニュー)は2本でしたが実際は3本で得した気分!パンかライスはもちろんパンを選びました。サラダとコーヒーも付きます。
美味しかったし値段も納得。これはリピートありですね。
窓から見える夜の池袋がいつもと違って見えました。