ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

アル中のおじちゃん

2019-09-24 | 症状とともに生活する

保養施設で出会った人達は、どの人もみんな印象深い人達でした。

精神の静養をしにその施設に滞在しに来ていました。

 

そこに、アル中で静養しに来た人がいました。その施設ではアルコールは飲めないのです。

アル中のせいで、独特の悲壮感と苦難の刻まれた赤茶の顔色と表情をしていて、人と親しく関わるとかしない人でした。

煙草スペースはあったので、ヘビースモーカーでした。 

「ワンカップ」の画像検索結果 

私が簡単なステンドグラス風の小絵画を作っていると、みんなが見に来てアイディアを加勢してくれたのですが

そのアル中のおじちゃんも、私の作りかけの絵に「これ、あわび?」と話しかけてくれ、意外でした。

社交上手に人と接したりできない、悲壮感漂う人でしたから。「ううん、カカオ」と答えました。

 

  

 

そのおじちゃんは、繊細な心持っていて、優し過ぎて、世の中に潰されてアル中になったように見えました。

彼は、まともな神経をもった人でした。 自傷行為をするおばちゃんを私が止めた時も、一番近くに来てずっと見ていました。

 

普段は大人しくて哀愁漂う人で、社交下手な人です。私は彼のことも、ずっと忘れません。

 



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