赤字系の施設の続き。
帯広のグリュック王国も家族旅行の思い出ですが、壮大な廃墟になっています。
子ども心にドイツ気分を満喫させてもらったのですが。料金が高かったようです。
本当に不謹慎ですが、もう1度行ってみたい…
だざいふえんや別府のラクテンチに子どもを連れて行った時、オフシーズンでほとんど貸切状態でした。
だから係員さんが私たちの後をついてくる…次はどれに乗るんや?みたいに。
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昔、善導寺の210号線沿いに「四季」という和食レストランがあって、安くておいしいから家族で行っていました。
私はそこの鉄火とろろ丼とうどんのセットがお気に入りで、いつもそれでした。
でもそこは潰れてしまいました。随分前ですが。本当に哀しかったです。おいしい食事を安く出してくれていたのに。
昔「グルッペ」というオレンジ色のレストランも結構ありましたがなくなってしまいました。
すずらん形の照明が天井から下がっていたような気がします。憧れの気持ちで見ていました。
うちは昭和の四角い蛍光灯でしたから…
210号線の「聖」という喫茶店も潰れてしまいました。あそこは父がたまに行っていたようで
子どもの私を一度連れて行ってくれました。入り口の扉はえんじ色のアーチ屋根でした。
赤い絨毯だったような…私の喫茶店の原体験はあの店です。なくなって哀しい。
建築家のおじちゃんも、飲食店舗の残酷な事情を話していました。
数年前に善導寺の業務用厨房リサイクル アゲインに行ってみたんです。
あそこは世の中の裏側を知ることができる切ない場所です。関西弁で言うなら「だいぶえぐい」場所かも。
そこに「四季」の電気看板がありました。こんなところで「四季」と再会するなんて…
すごく切なかったです。
関西に住んでいた時、町内にカフェがあって、若くて赤い口紅で笑顔で切り盛りする女店主がいました。
ある時、その女性が怖そうな男性と店前でもめていました。「なめとんのかわれ、なんとかかんとか ぼけ」とその男性が言って
女性はいつもの様子と違い、泣きついてすがっていました。その後すぐその店は潰れていました。
その怖い男性がパトロンだったのかもしれません。