子どもはradicalです。
radical:根本的な、基礎の、根の、基の、抜本的な、徹底的な、急進的な、過激な、革命的な
担任との個人面談の時に、「辞書を引いて言葉を見つけるのが早い」と先生に言われたことを彼に言うと「遅かったらいけないの?」と言いました。彼が4歳の時も、大人が「とってもカッコいいわよ、自信もってね」と言うと「カッコよくなかったら自信を持ってはいけないの?」と言いました。カウンターとかではなくて素朴な疑問としていつも言います。
私は彼が大好きで大切だという思いを、彼が赤子の時からずっと言葉で伝えているのですが、5歳の時に「他の子どもは大切じゃなくて僕だけが大切なの?」と聞かれました。「他の子どももみんな大切。◇君も◎ちゃんも▽君も。子どもはみんなで育てる」と答えました。「でも私は〇〇ちゃんのママだから。ずっと〇〇ちゃんの味方だよ。」とも言いました。すると物思い顔で私を見ました。「当たり前でしょう?」と言いました。安全基地を固めておくのが私の役割だと思っています。
彼は辞書で色んな言葉を調べていて、「賃上げ」も知っていました。「よく知ってるね」 性器の俗称を辞書で探した時に、「ちんあげ」もその関連語だと思って目に留まったようです。私が「そうでしょ?」と訊くと図星のようでしたから。その俗称の第2の意味に 「背の低い人。また、男の子。」とも書いてあり、子どもはこれから使う気でしたから、「その意味を知っている人は昔の人以外ほとんどいないよ。99%は1番目の意味だから」と釘を刺しておきました。