最近、子どもが幽霊を怖がるようになって
1人で行けていたトイレも行けなくなり、1人で寝れていたのに寝れなくなり
「ついて来て」「そこにおって」とせがみます。学校で「花子さん」を吹きこまれたのでした。
家屋の木は呼吸して膨張したり縮んだりしているから、音を立てるし、生きてるから飴色の樹液も出ているし、外で車が通ったら
風圧で戸がバン!と閉まったりするしと、幽霊現象を解明して説明しているのですが、子ども達の間で流行るオカルトの影響力は強く。
「うちには花子さんはおらん」と言ってもダメで、怖がります。
「そこにおって」と言われても、いつまでおればいいのか… そこで、私はこの手を使っています。
魔術的な手つきで空気を4方向くらいに引き裂き、「ハーッッ!!」と叫んで、その場所を「スペースクリアリング」しています。
すると、子どもの怯えはおさまります。神妙な音のする鐘があればなお効果的です。仏壇のチーンでいいでしょう。
このやり方には弊害があるだろう と思いながらも、騙されないことを人々に啓蒙している奇術師のおじちゃんも、
「狐霊に憑りつかれたと言うお婆さんに、いくら冷静に解説してもダメで、この方法(テキトーに体裁づけたお祓い)を施すと
一発で憑依が治った」と言っていたし、とりあえずそうしています。教育的にもその他の面でもちょっとダメな、その場しのぎですが。
※うちは田舎の古い木造家屋ででねずみも棲息するし、空気はとてもきれいな筈です。