ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

26-23 一見無敵ヲトコの泣き所とは?

2023年03月11日 | 第26話 婿になった修道士


 エクトル氏、
「庶民の困窮も知らんと
パリピでパープーな、
おロココの貴族階級のやつら」


 ―という一般的印象と違って、
知性と教養も(一応)有りそう。
それを表現できる度胸と
口の達者さも持ってる!


 そしてクレールさんを巡って
ほとんど孤立の極限状態でも、
不屈の精神で自分が持ってる能力を
余裕で稼働できている!


 ハリソンさんが王のスパイを疑っていますが、
情報収集&活用が巧みだったりもする!

 それにひょっとしたら、
貴族なので(決闘に巻き込まれるかもしれないし)
武芸も嗜んでいるかも?
(本当に)スパイなら、
危険回避のためにも必要だ!

 そんなこんなで、
平民が寄ってたかっても
貴族一人を倒す事、
困難極まれリなのでした。

 フランス革命もまだ四半世紀先の事で、
まだそういう時代でもなかったしー。

 とはいえ、
一見無敵のエクトル・オールマイティ。
彼にも泣き所が―。

🌱 続きは明日。