ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

童謡「月の光」にまつわるエトセトラ&c. 〜いつからあったの?〜

2023年09月13日 | 各話開始前エッセイ


☝️その場面こういう感じだった。



 モーツァルト死後200年だかを
記念して放送された(と思われる)
TVドラマで見た記憶があるんです。

 もーたんは子供の頃に
家族との欧州演奏旅行(1763〜66年)
でパリにも滞在。
貴族の館に招待され、
クラブサン(ハープシコード)を
弾いてました。

 貴婦人がもーたんに
「私が歌う歌に即興で伴奏して」
と言って歌い出したのが
「月の光」だったのです。


 え?知ってる曲じゃん!
小学校で習ったよ。
(当然ながらフランス語で歌ってたので
歌詞の方は分からず)
こんなに古くからある曲なの?

 ――でしたが、これは
「リュリ作曲」説を取った演出なのでは?
と思われます。
だとすると、
17世紀起源の曲という事になりますが、
リュリって、




☝️「アマディス」組曲の中から耳コピーした。



 トランペットが弦楽オーケストラ
とティンパニ従えて高らかに響かせる、
こんな勇ましい曲書く人が
童謡の原作になるような曲を?

 …とか思ってしまいました。



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