ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

登場人物紹介と今までのあらすじ

2023年10月15日 | 第27話 月明かりの下で


  1765年、
 英国人の冴えないノベライズ作家
 ハリソン氏は起死回生の
 オリジナル作を書くために
 イタリア旅行へと旅立ち、
 フランスでマルセルが
 加わります。

  旅の途中では当時の
 英国の人気作家トリストラム・
 シャンディ氏の正体を知りたがる
 人々が知ってるかもしれない
 ハリソン氏に次々と
 近付いて来ます。

  アヴィニョンまで辿り着いた
 ハリソン氏とマルセルは、
 ホテルの主人一家や
 彼らの友人クレールと
 親しくなります。

  ホテルにはクレールの
 元恋人で実はべルサイユ
 貴族のエクターニュ閣下
 (エクトル氏)が
 クレールを探してやって来ます。

  その事で、
 明日は聖者マルタンを
 祝う日だというのに
 ホテル内の人間関係が
 一気に険悪となって
 しまうのでした。

 

  ※「トリストラム・シャンディ」は
    18世紀英国の作家
    ローレンス・スターン(1713〜68)が
    書いた実在の小説ですが、
    この物語はそれをもとにした
    フィクションです。



  本編開始は来週の予定です。





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