
この2つの話の内容については、
第24話の中で明らかとなります。
そして恐らく、いや絶対に、直線では話が進みません!
当時古紙は、お店の商品を包んだりするのに使われていました。
薬屋では、それで薬袋を作っていました。
現在でも、瀬戸物を売っているお店に新聞紙が置いてあって、
包んで帰り、気になる人は家で処分する前に掲載文を読んでしまう。
-あれと似たような流れでしょう。
「巷談集」については、14世紀中頃に
イタリアのボッカチオ作「デカメロン」が大流行した後、
数々の模倣作が生まれ、ジャンルが確立して行きました。
しかし、一般的な印象としては、「艶々話の寄せ集め」
―と、ハリソン氏には残念ながら、
力説も空しく、現在に至るまで、そう思われています。
恐らく、上記↑元祖の方の「名前と作品タイトル」から受ける
印象効果も絶大だと思われます…。