ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

22-11 いつの時代も人気はあるが地位は低く見られるジャンル

2019年06月12日 | 第22話 暴露合戦
 

この2つの話の内容については、
第24話の中で明らかとなります。
そして恐らく、いや絶対に、直線では話が進みません!

 当時古紙は、お店の商品を包んだりするのに使われていました。
薬屋では、それで薬袋を作っていました。
現在でも、瀬戸物を売っているお店に新聞紙が置いてあって、
包んで帰り、気になる人は家で処分する前に掲載文を読んでしまう。
-あれと似たような流れでしょう。

 「巷談集」については、14世紀中頃に
イタリアのボッカチオ作「デカメロン」が大流行した後、
数々の模倣作が生まれ、ジャンルが確立して行きました。

 しかし、一般的な印象としては、「艶々話の寄せ集め」
―と、ハリソン氏には残念ながら、
力説も空しく、現在に至るまで、そう思われています。

 恐らく、上記↑元祖の方の「名前と作品タイトル」から受ける
印象効果も絶大だと思われます…。

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