グーグールマップを利用させてもらっているから、そのものに異論はない。とりわけストリートビューにはいろいろな情報をもらえる。特に知らない土地に行って、どこに何があるかをイメージするには、価値あるツールだ。例えばまったく未知であっても、遠いところから印象を得ることができる。事前にイメージを作り上げるにも良いツールだ。最初にこのツールを目にした時には、「ここまで映るのか」と思ったもの。個人情報にうるさい時代なのに、ずいぶんオープンな情報だと思った。
とりわけよく利用するのは、路側にあるものを探す、あるいは確認する時だ。例えば最近記した武石村の自然石道祖神について、グーグルマップへのリンク付けをしている。これらは、当日探しながら回ったが、その場所を地図などに記録していない。その変わり、自宅で回想しながら位置を再確認している。したがってストリートビューで見られる道のものについては、事前に探し出そうとすれば、それも可能なのである。もちろんまだそうした利用の仕方はしていないが、ストリートビューに登録されている道路が多いほど利用価値は高いということになるが、やはり狭い道や、山の中の道には到達できない。
さて、このストリートビュー、自分の家も見えてしまうので、わが家の草だらけの状態もわかってしまう。ということはこうした家の状況を知られたくない人には迷惑なツールということにもなる。とはいえ、このツールで時おりモザイクではないが霧状態に加工されている場面に遭遇することはある。しかし、ストリートビューが一部区間継続しない事例があって驚いた。ストリートビューに登録されているかどうかは、グーグルマップ上の「人」マークをクリックすることでわかる。遭遇した事例は、グーグルマップ上にはストリートビュー対象道路なのに、進もうとしてもそれ以上進まないのである。どこの区間であるかをここでは示さないが、その事例は、その道沿いにある大きな家がモザイク状態になっていて、屋敷が広いためその家を映さないために進まなくなっているようなのだ。隣接している家もモザイク状態になっていて、その家同士が同じ関係者なのか、あるいはストリートビューへ両者が削除請求をしたかはわからない。いずれにしても家全体がモザイクにされている例はそう多くはなく、そもそも「消すことは可能なのか」と思うが、検索すると方法を説明しているページがある。ただし、そこには「グーグルマップのストリートビューに、個人として知られたくない画像が掲載されていた場合は、Google社へのリクエストによる「ぼかし加工」を申請することになります。しかし、リクエストを送信したからといってGoogle社が必ず応じてくれるとは限りません。」とあり、確実にモザイク化してくれるかの補償は無いようだが、この筋の専門家なら容易なのかもしれない。いずれこういう事例が多くなるのかどうか、もちろん利用させてもらっている側とすれば、周辺の状況からイメージする際に、モザイクは無いにこしたことは無いのだが…。
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