2024.11.23撮影
柚子採りをした。例年より早いと言っていたが、2014年には12月1日、2015年には11月22日の収穫の記事を記したから、今年も同じくらいだろう。2010年に初めて我が家でも柚が成り始めたと記している。「昨年から」としるしているから、2009年から収穫を始めたということになる。植えるきっかけになったのは、剪定をしてもらっている方から頂いたこと。2010年にも記したが、その方が地域の直売所に置いたものの、ほとんど売れ残ったと言う。柚子そのものに親近感の無い地域の人たちには、買う意欲が生まれないということだ。「どうやって消費すればいいの」とは、柚子を差し上げた方たちの第一声である。けして柚子が成らない地域ではないにもかかわらず、柚子が増えないのは、親近感の無さといえる。
2015年の日記には柚子が成っている写真を掲載した。その様子がよくわかるように、と邪魔な葉をとって撮影したら、妻には「不自然だ」と言われたことを記した。今回も同様に木に成っている写真を引用してみたが、葉に覆われて成っている。2015年の葉をとって撮った写真ではたくさん成っていることがよくわかるが、葉に覆われていると「たくさん」というあたりがわかりづらい。我が家には2本、柚子が植えられているが、近年は生活クラブなどで売ってもらっていて、それらはすぐに売れるという。地域の直売所に出して売れなかった、という話とはずいぶん違う。知っている人たちにはその使い道がよくわかっているのだろう。
「ゆずの使い道にはどんなものがある?活用方法やレシピをご紹介」というページがある。冒頭はジャムである。妻も最近はジャムにして保存している。なぜかというと、柚子は棘があって、自ら実を傷めてしまう。したがって表面に傷がないものとなると、収穫した柚子のうち、3割くらい。ちゃんと管理すればもっときれいな実がなるのだろうが、ほったらかしだからこんなものなのだ。実が大きくなる前に棘をカットする、という方法もあるのかもしれないが、ちょっとそんな余裕はない。傷ついた柚子は加工に限るからジャムとなる、というわけである。
柚子みそは以前にも記しているが、おでんのタレにすると良いことは言うまでもない。やはり柚子そのものメインで食すという方法があまりないから、目立たない存在だ。とはいえその添え物としての存在は少なからずあり、利用法は多様だとは思う。
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