Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

オートライト

2024-11-26 23:35:25 | つぶやき

 近ごろの車は厄介で仕方ない、というところは「今どきの軽自動車」で記した。軽トラックごときで使いづらいとなると、もっと良い車はオートだらけなのだろう。ライトについては考えた末にちょっと細工をして、自動点灯を制御しているが、最近まで軽トラックには手こずっていた。自動でライトがハイビームになるのが気になって仕方なかった。1年もそんなことで悩んでいたが、それを制御することは簡単なことだった。ようはライトをオードではなく、強制点灯にすれば、ロービーム状態にスイッチをしておけばハイビームにはならない。常用している車ではなかったことから、それに気がつくのに1年もかかってしまった。

 しかし、このオートライトに手こずっていた間に気がついたことがある。わたしはけっこう車間を空ける方だということはこれまでにも記した。自分が後ろから接近されるのが嫌だから、自分が嫌だと思うことは相手にもしたくない。したがって前の車との車間は、ひとより広めだと自負する。先日記した「毎朝の鬱陶しい“奴”のこのごろ」の鬱陶しいのも、詰まるところ後ろから接近されることに始まった。都会はもちろんだろうが、直線道路も気にはならないかもしれない。しかし山間地の道路を走っているとこのロービームとハイビームの切り替えが自動だと本当に厄介で仕方ない。ようは接近していると車の後ろを走っているからハイビームになることはない。ところが車間を空けていると頻繁にハイビームとロービームが切り替わるのだ。これって前を走っている車はけっこう嫌なはず。なぜハイビームになるかといえば、カーブで前の車が視界から少しでも外れると、すぐにハイビームに切り替わる。ものの1秒か2秒、前方から明かりが消えるとすぐにハイビームになるのだ。したがってカーブが連続すると頻繁に切り替わることになる。車間を空けているとそういう状態になるため、切り替わるのを避けたければ接近するしかないのである。もちろん前方から相手が消えるからハイビームになるのだから、前を走っている車はそれほど気にはならないかもしれないが、前に灯りを感知しない限りロービームにはならないのだから、瞬間ハイビームを目にしていることは確かだと思うのだが…。

 ロービームとハイビームの切り替えで対向車や後続車が気になることは、今のところそれほどないが、「通常の走行時は、ハイビームで走行するのがルール」でみんなが自動化すると、きっと「眩しい」という対向車は増えるのだろう。


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