仕事で外出すると昼によく立ち寄る店がある。平均的には2週に1度くらいは立ち寄っているだろうか。昼時は混雑するため、午後1時前後に店に入ることが多いが、それでも混雑している。したがって一人で訪れることの多い最近は、たいがいカウンターに座ることになる。コロナ禍ということもあって、パネルで仕切られているからすぐ隣に人が座ることもなく、密にはならないようになっている。
今日も同じ時間帯に店を訪れた。ラーメン屋さんだから混雑していてもそう待たされることもなく食事を済ませられるから、たいがい30分も店に滞在することはない。コロナ禍にあれば外食で済ませるには理想的環境かもしれない。頻繁ということもないが、訪れると最近は同じものを頼んでいることもあり、店員さんは「いつものものでよいですか」と、察してくれる。たまには他のものも、という気もあるが、考えても結果的に同じものを頼んでしまうので、店員さんの言葉に「はい」と頷くだけだ。
ところが今日はずいぶんと店の雰囲気が違った。お客さんが居ないこともないが、そもそもほぼ満車の駐車場に空きがあった。店の中もいつになく空いている。帰りがけに「いつものと違いますね」と声をかけると昨日あたりからこんな感じたという。さすがに世間が急に動きを停止してきているせいもあるのだろう。会社に帰ると、本社から出社制限とはいわないまでも感染対策のために検討するように、と。といっても以前にも触れたとおり、わが社は在宅勤務体制が整っていない。本社からは「パソコンを持ち帰って自宅勤務でも良い」と言うが、わが社のパソコンはノートではないため、持ち帰るのも容易ではない。出張をしたり、休暇をとったり、あるいは在宅勤務をしたり、と希望をとることにしたが、簡単ではない。先日「Web打合せ」を記したが、今日もお客さんのところへ顔を出すと、いつも会議をする会場で、2月20日までは会議場を「貸せない」と言われたらしく、予算決議をしてもらう会議をどうしたら良いか悩まれていた。打合せすら対面で無くなっているから、しばらくは人の息遣いを感じる会話もままならないようだ。いつピークを迎えるかだが、こんな繰り返しがいつまで続くことか…。
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