T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

液晶ディスプレイ

2009年02月03日 00時21分33秒 | 福鉄電車
 福鉄電車(福井鉄道福武線)に備え付けられた、小型の液晶ディスプレイ。昨年から同志社女子大学の広告車両となっている770形772-773編成の中扉上部に取り付けられたもので、同大学に関するPR用の映像を映すようである。本格的な配信はまだ先のようであるが、4機あるディスプレイでは配信予定の内容を繰り返し流していた。

 車両にこのような液晶ディスプレイを付ける事は、都会では珍しいことではない。例えばJR山手線の場合は、路線図や次の駅表示はもちろん、その車両の停車位置と出口の位置を図で示すなど、移動時に利用客に有益となる情報を提供している。また、単に路線図や運賃表を映すのみであるならば、各地の電車・バスでも(福鉄バス含め)行われている。

 また、電車でなくとも、観光周遊バスの場合では、各停留所の案内とともに、その付近の名所・歴史に関した情報を映すことが多い(仙台市の「るーぷる仙台」など)。

 視覚的に情報を提供する事は、それが観光案内であれ、単なる路線表示・運賃表示であれ、利用者にとって一番直感的で分かりやすい方法であるだろう。仮に全車両に取り付けるとなると、それだけの投資が必要であろう。が、例えばえちぜん鉄道のように沿線地域の情報を伝えるなど、利用者に喜ばれるような使い道があれば、徐々にでも導入しても良いかもしれない。テレビ放送を流すという方法もあるが、それならば地域に密着したケーブルテレビの放送を提供してもらう方が良いかもしれない(可能であれば)。


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