昨日6/30、福井市~大野市間を通るJR越美北線が、全線での運行を再開した。同路線は、3年前の福井豪雨によって一乗谷~美山間にある足羽川の鉄橋7つのうち5つが流され、同区間はバス代行輸送となっていた。越美北線では、元々乗客数が減少傾向にあったことに加えて、この被害によって代行バスへの乗換が必要なことからも乗客離れが進んでいた。
今回、新しい橋脚が完成し、全線の運行が再開されたことによって、通勤・通学での乗り継ぎの不便も解消されることとなる。報道から聞かれた沿線住民の声からは、「さびしかった」という声があり、越美北線がいかに地域に根付いた路線であるかをうかがい知ることができる。
越美北線の通る奥越地区は、山野に囲まれた美しい自然や観光施設が多く、観光客の利用も期待される。なによりも、利用客がこれ以上減少せず、むしろ増加に結び付けていくことが、今後の越美北線の存続、増便にかかってくる。
まずは、全線運行再開を祝福したい。
(写真:2006年3月 越前花堂駅付近にて)
今回、新しい橋脚が完成し、全線の運行が再開されたことによって、通勤・通学での乗り継ぎの不便も解消されることとなる。報道から聞かれた沿線住民の声からは、「さびしかった」という声があり、越美北線がいかに地域に根付いた路線であるかをうかがい知ることができる。
越美北線の通る奥越地区は、山野に囲まれた美しい自然や観光施設が多く、観光客の利用も期待される。なによりも、利用客がこれ以上減少せず、むしろ増加に結び付けていくことが、今後の越美北線の存続、増便にかかってくる。
まずは、全線運行再開を祝福したい。
(写真:2006年3月 越前花堂駅付近にて)
確かにえち鉄は勝山まで1時間に1本あるのに、こちらは本数が少なく、観光するには便数が少ないですね。途中に大きな集落がないのも原因でしょうけど…。
TB&コメント返答、有難うございます。
越美北線は、利用客が減少傾向にあり、豪雨被害によるバスの区間代行が入ってからは顕著になっているそうです。今回の全線復旧に伴うダイヤはあくまで豪雨直前のものを引き継いだものとなっていますが、利用者の増減次第でまた変わってくるものと思われます。バス代行による乗り換えが無くなった分、通勤・通学時の負担はぐっと減りますので、あとはどれだけ利用客が戻ってくるか、また、観光客などの利用により増えるか。
豪雨被害直後は一時、廃線の危機にさらされていただけに、沿線を中心とした乗る運動・観光PRなどの取り組みを期待したいものです。