日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

どこ向けて 見てもやさしや 福壽草

2022年02月13日 | 冬の花


立春を過ぎましたが、寒い日が続いていますね。
どうぞ体調にお気をつけて暖かくしてお過ごしくださいね♡

先日から北京オリンピックが始まりましたね。
コロナ禍で、ほんとうに大変な状況が続いておりますが、
選手の皆さんが一生懸命に頑張っていらっしゃる勇姿に、元気パワーをいただいております♡

画像は、母が大切に育てておりました「福寿草(ふくじゅそう)」です。
冬季オリンピックが開催される時季に見頃を迎えます♡

「どこ向けて 見てもやさしや 福壽草」

明治時代を代表する俳人・歌人「正岡 子規(まさおか しき)」が詠んだ句です。

◎福壽草→ふくじゅそう

福寿草は、「福を招いてくれる花」として古くから親しまれていますね。
旧暦のお正月にあたる2月〜3月に金色の花を咲かせることから、
「元日草(がんじつそう)」や「朔日草(ついたちそう)」などの別名でも呼ばれており、
多くの俳人、歌人の句に登場しています。

寒い時季に可愛らしい花を咲かせる福寿草・・・
私たちを、いつもそっとやさしく見守ってくれているようですね♡

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