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詩と物語を紡ぎます

きいてよ、ゆかりちやん

2017-09-21 22:10:00 | daily tsukasa

つかさ
 きれいな、くもの、しやしんが、
 とれたと、ほくほくしていたら、
 ねこそぎほぞんされていなくて、
 ちよつとしよんぼりさんでした。

由縁
 まあそういうときもあるですよ。
 とつてないはずのが、あるより、
 まし、なのでは、ありませんか?

つかさ
 そう、ですね、、、(ぶるぶる)


2017.09.21.
22:10 pm

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曼珠沙華

2017-09-21 20:45:37 | poem

     曼珠沙華



琥珀色の時の淵、
川の流れの畔には、
風に佇む、曼珠沙華。

琥珀色の時の果て、
川の流れの彼岸には、
懐かしい顔、懐かしい声。

彩るように、微笑むように、
手を振るように、送るように、
夕陽のさざめき、降り注いで、

――ご覧、天上の花は、
――こんなにも、甘やかに、
――浄土の道を、荘厳す。


南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏


琥珀色の時の淵、
川の流れの畔には、
風に佇む、曼珠沙華。


風に佇む、曼珠沙華。



written
   :2015.09.23.
rewritten
   :2017.09.20.〜21.
elaborated
   :2017.09.21.〜22.


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