造形
傘の下で、感嘆の息を洩らす。
この華奢な花弁は、小指の先に乗るほどの頼りなさなのに、この精密精巧な佇まいと来たら……誰がどうやって授けたのだろう？
2017/10/28
12:33 pm
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造形
傘の下で、感嘆の息を洩らす。
この華奢な花弁は、小指の先に乗るほどの頼りなさなのに、この精密精巧な佇まいと来たら……誰がどうやって授けたのだろう？
2017/10/28
12:33 pm
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造形
傘の下で、感嘆の息を洩らす。
この華奢な花弁は、小指の先に乗るほどの頼りなさなのに、この精密精巧な佇まいと来たら……誰がどうやって授けたのだろう？
2017/10/28
12:33 pm
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黄葉、紅葉
「秋に葉が黄色に変わること」を「黄葉」と、「秋に葉が紅色に変わること」を「紅葉」と表記し、どちらも［こうよう］と読む。歴史的仮名遣いでは、「黄葉」は【くわうえふ】と、「紅葉」は【こうえふ】と表記する。
黄色は光に映えるが、赤は雨に烟るのが美しく萌えるような気がする。
2017/10/28
12:22 pm
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mossgreen
苔生した樹皮の、モスグリーンのコントラストがたまらなかった。
（生きている）と思うと同時に、（生かされても在る）とも思ったのだ。
想いは想いを呼び、波紋がまだ唸り続けている。
モスグリーンの、鈍い照り返しが深い生命の機微を物語っている。そんな気がする。
2017/10/27
00:01 pm
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暁
『燃える』？
……違う。やっぱり『焼ける』だ。
焼ける。
雲ひとつない暁の空が、焼けてゆく。
見事に、朝焼け。
日の出時刻まで二十三分を切った。
2017/10/26
05:33 am
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柿の消滅
渋抜きした柿です、ご自由にお持ちください。
見ると段ボール箱に山盛りの柿が軒下に置かれていた。買い物に行く途中だったので、帰りに数個戴こうと思っていた。約十五分後。柿は段ボール箱毎、消えていた。
酷く寂しい気持ちで、さっき買い物した店に戻り、種なし柿を二個買った。
2017/10/25
18:30 pm
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