「フツーの」ヘミシンク日記

ふぃなーくです。
ヘミシンク体験を中心に日常を書きつづりマス

昔ばなし3

2017-01-21 00:00:00 | 日記
時計を見ると3時半過ぎ。

階段を下りると、リビングのソファーに両親が座っていた。

「男と会ってた。このバイタが!」

母はふてくされた表情でそっぽを向いていた。

その後、父は「白状させた」内容を説明した。

父は興奮していたが、キレて手を出すことはなさそうだった。

だが、罵られ続けて我慢ができなくなった母が味方が来たと勘違いしたのか、言い返し始めた。

これはマズい。

新居は実家の土地に建てたため、敷地内(隣)には祖母が住んでいた。

祖母と母は仲が悪かった。

もう朝方ということもあり、リビングの明かりに気づいた祖母が何事か様子を見に来た。

祖母は二人を見るなり、修羅場に気づいた様子だったが、

当然のことながら、母を責めた。

しかし、我慢の限界を超えた母が祖母に掴みかかった。

父が二人を引き離した後、全員、沈黙した。

その後はよく覚えていない。

父は仕事のため、いったん帰り、

夕方にまた来て、最後に3人で「最後の晩餐」をしようと言っていたが、

父が来る前、母は買い物に行くと家を出たまま、そのまま戻ってこなかった。

なぜ父が最後に食事をしようと思ったのかはわからない。

父は裏切られたショックで精神的に不安定になった。

泊まりに来ると、夜必ず、母のことを話した。

忘れられないストレスもあったのだろう。退職後、すぐ病気で死んだ。

死ぬ直前には意識混濁してしまい、看護師を母の名前で読んでいた。

母は浮気相手と再婚したらしく、一度手紙が来た。

会って謝りたいと書いてあったが、謝る必要はないと返事を送った。

自分にとってもショックはショックだった。

高校生という多感な時期で、真面目にやろうという意欲も失せた。

全てどうでもいいという、自暴自棄になっていたが、

幸い、友人もいたし、祖母が食事など世話をしてくれたので、救われた。

今は、多少、母のことは気にかけているが、

思いをはせるだけで、会おうとかコンタクトを取ることは考えていない。

自分の家庭を大事にして余生を全うしてくれればいいと願っている。